三井三菱を食らう 謎の造船一族
日本経済新聞
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注目のコメント
日本でトップの造船企業だが非上場の今治造船に迫る記事。
SPEEDAで官報からのデータを見ると2017年3月期の単体業績は下記の通り。それまでの時系列でもざっくり売上4000億円くらいなのだが、粗利は2015年3月期までとそれ以降で少し構造が変わっているように見え、粗利以下が一気に減少。あと営業外収益が毎年150~200億円くらいあり、経常利益以下を支えている。あとは、川崎汽船の株の3%ほどを保有。
売上:3734億円
税前利益:210億円
総資産:7482億円
株主資本等合計3949億円最近の日経のこのコンフィデンシャルコーナーは日本のよく知られた大企業をちゃんと取材したり、過去の歴史を紐解いたりしてみんなが知ってるけど知らない本当の素顔に迫っていたりするので面白い。タイトルは大袈裟なことが多いけど。
NPでもまさにこういう企画をやって欲しいものだけど…。
この記事でも世界4位の今治造船の歴史を紐解きつつ、文化や一族経営の強みや弱みを解き明かしており、とても興味深いものだった。
今治市は数えるほどしか行ったことがないが5年前に今治市からしまなみ海道自転車道を通って尾道市まで行き往復したことを今でも思い出す。綺麗な今治の街並みは今治造船のおかげ、ということでもあったのだなあ。夜、しまなみ海道から見える工場がやけに迫力あった。
Schenkoppさんのコメントはまさに…地域の大企業は外から見るとちょっと異質にも見えるけど実際地域の人たちにとっては無くてはならない存在なのよねえ。豊田市におけるトヨタ、も上場企業だが、似た話かなあ、と思う。こういう企業城下町には多かれ少なかれある話なのかも。