表示速度が“爆速”なサイト、相次いで登場 その背景は
コメント
注目のコメント
Fastly が他の CDN と違うのは、それまでの CDN では難しかった「ソフトウェアによるキャッシュの制御」を極めて高度に行える点です。この特徴があるが故に、それまでは CDN でキャッシュしづらかった動的なコンテンツも比較的簡単にキャッシュすることが可能です。従来の CDN の使い方を変えた「次世代 CDN」と言われる所以です。
とはいえ Fastly を採用すれば無条件にサイトが「爆速」になるかというと決してそんなことはありません。現代の Web サイトは極めて高度化・複雑化しているため、ネットワーク通信以外にも沢山の課題を抱えています。笑い話のようですが、この記事で「爆速」とされている dev.to よりも、一昔前の「阿部寛のホームページ」の方が圧倒的に早いというような例もあります。
https://goo.gl/Ju2ay2
現代の Web サイトがここまで遅くなってしまった理由は色々ありますが、
・高機能化(リッチクライアントに近い使い勝手の Web サイトが増えた)
・サードパーティの SDK(広告・分析・SNS 連携など)
などがサイトを遅くしている主な理由です。これらの高機能化が進んだことに加えて、非力でネットワーク環境も安定しないモバイルデバイスの台頭を背景として、多くの Web サイトの表示速度にユーザーが不満を感じ始めているという現状に対する揺り戻しとして、近年の高速化ブームがあります。Google なども明確にモバイルデバイスで高速に表示されるサイトを高く評価し始めています。
サイトの高速化については
・ページロード(ページが表示されるまでの速度)の改善
・ランタイム(UI の応答速度)の改善
が必要です。このためにはネットワーク通信、クリティカルパスレンダリング、スクリプティングの最適化などが必要です。これらに対応する技術は近年次々と登場してきており、このうちネットワーク通信の最適化に使える手段の 1 つが Fastly と言えます。他にも HTTP/2、PWA などの技術が登場してきており、今年の春頃から iOS でも ServiceWorker が使えるようになる見込みです。今後はネイティブアプリのように高速で安定した Web サイトがますます増えてくるはずです。表示速度は重要な指標になっています。
CDNはパソコンでネット回線まだ低速だったころに、どう高速表示するかという点で研究が進められていたという経緯があります。
そこから20年近くのときを経て、スマホによるトランザクションが主流になったこと、そして何よりそれらの表示速度が売上やサイトの業績に影響があることが明確になって来たことが、CDNが利用される大きな要因になってきたと考えられます。
スピードが売上に影響があるという事実は、Googleのアルゴリズムにも影響を与え、サイト管理者たちに拍車をかけています。
どのサイトも、というのはオーバーのようにも感じますが、高速化は多くのサイト管理者の関心事であることは間違いありませんね。
CDNの根本的な課題であるリアルタイム性もクリアしているのであれば、とても期待が大きいです。え、CDN使って構築した事あるけど、CDNはグローバルサイトとかの規模感じゃないと意味ないと思うんだけど。
日本国内を対象としたサイトになんて必要ないでしょ。
それよりAMPやった方がGoogle検索に限るけど爆速。