ヤフー、第3四半期決算は堅調に推移--仮想通貨について「今は考えていない」
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ネット広告代理店が軒並み前年比高い中、7%はやや伸びが弱い印象。まあ、それだけ大きいということか。
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広告関連事業では、売上高が778億円（同7％増）となり、ディスプレイ広告、検索連動型広告ともに伸長。川邊社長をはじめとした新体制になるヤフージャパンへの応援メッセージとして。
スマホシフトに成功したヤフージャパンの業績は堅調です。
しかし、米国や中国のIT企業のジャイアントと比較すると新しい分野に貪欲に投資をしている印象はありません。
USや中国ではAmazon、Google、Facebook、Tencent、Alibabaのようなジャイアントこそが新しい分野を切り開き、生活を変えるようなサービスを生み出しています。ホームデバイス、コマース、決済を初めVR・ARやなど数えればきりがありません。テクノロジーと価値創造に大胆にチャレンジしています。
日本ではむしろDMMの方が貪欲ですし、コピーキャットな上にセンスがない事のほうが多いですが楽天（苦笑）のほうがチャレンジしている印象。あとはLINEやCAでしょうか。
川邊新社長を筆頭に役員陣も皆さんスタートアップ創業経験者です。業績の最大化と同時に、日本の生活をガラッと変えるようなヤフーの果敢なチャレンジを期待しています。
ヤフーが日本のIT業界のトップランナーなのは誰もが認めるところ。
これだけの業績をあげているのは本当にスゴイです。
だからこそヤフーが先頭切ってチャレンジし、スタートアップも刺激を受けるような展開を期待します！注目のコマース事業のKPIを追ってみると、
「「Yahoo!プレミアム」会員数を含む有料会員数が2511万人と前年同月末比で43％増加」、とのことで「すげー！」って思った次の文章で、「2017年4月に打ち出した、ソフトバンクユーザーにおけるYahoo!プレミアム会員の無償提供によるユーザー増が寄与した」って、有料ないじゃん！ ってずっこけた。こういう数字マジックが多くて油断が出来ない。
「Yahoo!ショッピングの購入者数は、2013年のeコマース戦略発表時から比べて2倍以上に増加した」というのは確実な数字と思いますが、5年で2倍というのは市場状況を見ると物足りない感じがします。これすら、アスクルの買収効果が入っている可能性もありますし。。。
