【証言】億り人たちが語る、「コインチェック後」の稼ぎ方
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注目のコメント
コインチェックでは大勢の被害に遭われた方がいらっしゃるので、こんな言い方をしたら失礼かと思いますが、正直な感想は「こんなに牧歌的で楽しそうなマーケットだったんだなあ」ということです。
(私は随分前にちょっとだけ利益を出した後、全て処分してしまったので、ほとんどこの仮想通貨のことは知らないのです)
例えば自作のプログラムによるアービトラージ取引で、億単位の利益を上げられた方がいましたが、普通の金融の世界では、スーパーコンピュータクラスの設備を使って、瞬間的に数万回の取引を行うフラッシュ取引が行われており、素人がアーピトラージで勝てる可能性など全くありません。
先進的なイメージとは裏腹に、30年くらい前の株や、20世紀初頭の競馬の電信取引みたいな世界とも言え、少し才覚があれば相当の確率で勝てるという、ある種の方々にとっては、楽園のようなマーケットであることが伺えます。
もう一人面白いのが、草コインと称する次から次へと出てくる有象無象のコインを集め、一攫千金を狙う投資家の方。
投資というより、骨董集めや、宝探しに近い感じですが、これはこれで非常に面白いです。
なんかRPGに出てくるトレジャーハンターみたいで、投資の域を超えたロマンがありますね。
仮想通貨の魅力というのは、その技術的な将来もそうですが、殺伐としたリアルマネーの世界にない、こうした牧歌的で、ロマンが溢れる世界にあったのかもしれません。
コインチェック事件は、ある意味、電子空間に出現した夢の世界が、現実の世界に取り組まれる過程の出来事なのかもしれませんね。仮想通貨に限らないことですが、人には、それぞれのドラマがあります。まさに悲喜こもごもではありますが、億り人の方々は、それそれが歴戦をくぐり抜けてきた「猛者」だけに、タダでは転ばないしぶとさを感じます。
ちなみに、いわゆる億り人とは異なりますが、5人目に登場したedindinさんの「草コイン道」には、得体の知れぬ魅力があります。本当に世に登場したばかりのコインを全て精査する新たな時代の宝探しです。