【直撃】生まれ変わったUberを率いる、「エベレスト登頂男」の野望

2018/1/31
2018年1月中旬。Uber日本法人のオフィスに、アジア太平洋地域のビジネスを束ねるブルックス・エントウィッスル氏が姿を現した。
「この1ヶ月半で、日本に来るのはもう3回目かな」
日本、台湾、韓国、シンガポール、タイ、ミャンマー。アジア各国の政府関係者から、それぞれの国のタクシー企業の経営者らを相手に交渉し、Uberの新戦略を実現させるためのキーマンだ。
プライベートでは、世界最高峰のエベレスト登頂に2度も成功した超アウトドア派。今も首の周りには、エベレスト登頂時のお守りがしっかりと巻かれたままだ。
「エベレストの次に挑むのは、Uberのビジネスだからね」
アジアを知り尽くしたUberの新経営幹部は、これまで苦戦してきた日本市場でどう事業を広げていくのか。NewsPicksの単独インタビューに、エントウィッスル氏が応えた。