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「伸び悩む業界(1) 農業・林業・水産業」
「伸び悩む業界(2) 医療・介護」

JSTが研究費を出しているCRESTというチーム型プロジェクトがあるのですが、そのうちの一つに

イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化
https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/research_area/ongoing/bunyah28-4.html

というのがあります。私も予算を頂戴しています。走っているプロジェクトをみると漁業、畜産業、医療など目白押しです。本当に駄目か、研究者の腕の見せどころですね。NPで大活躍の落合陽一先生もプロジェクトをお持ちです。
IoTで伸びる可能性の高い業界とそうでない業界について、実際のプロジェクトニーズや課題把握から調査資料と照らして棚卸ししてみました。課題の大きさと成長率、市場性などが一意に一致しない複雑性をはらむのがIoTという全てが繋がる世界観の悩ましいところです。
以下の4業種以外は伸びる、と。
(1)第一次産業(2)医療介護(3)金融(4)住民サービス

ビジネスチャンスとも考えられるし、IoTに疲れた人達の受け皿にもなるんでしょうか。
でもIoTの力は業種間の壁を壊していくことだと思います。

ちなみにIoTの提唱者として名高い坂村健氏(TRONコンピュータの開発者)は、IoTからIoS(Internet of Service)の時代へ、と最近では言っております。
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1703/31/news050.html
組み込み開発ニュース:坂村健氏が東洋大の情報連携学部で実践する「IoS」時代の教育 (1/2) - MONOist
「伸び」というからには、成長率で見るべき。その点から言えば、エンタメが抜群ですね。
福祉介護はIoT化の需要はあるが、導入コストの捻出が難しくなかなか踏み出せていない印象。地方自治体と連動しながら課題解決が必要な分野かと。

1次産業が伸び悩む分野に入っているのは意外だった。海外のように大規模な農場だとメリットも大きそうだが。
あんまり参考にならない情報のような…