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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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テレビが報道しなければ人々の意識が変わるなんてことは幻想ですね。
「他人の不幸は蜜の味」という感情(シャーデンフロイデ)はすべての人間に備わっているものであり、それがないなんて言い放つ人はむしろ狂人だと思われる。
但し、この「他人の不幸」とは決して深刻な不幸を求めているわけではなく、今回の小室さんの件は深刻だったがゆえにみんな拒否反応を示した。深刻な他人の不幸を見て「ざまあみろ」とまでは思わないところもまた人間なんです。それだけのことです。
物質的に豊かになった社会では、全てが人気商売。いろいろな気に入られ方があるのだなぁ〜、と考えさせられます。
・・「2016年1月のベッキー騒動以来2年間、築かれてきた”週刊文春”のブランドはこの一週間ですっかり崩れてしまった」・・

読者は「週間文春」に一流の知見や識者の一流コメントを求めるものなのか?読者はいったいどれほど高尚なものを週刊誌に期待しているのか?

わたしはこう思う。デタラメでもエロでもグロでもゴシップでもなんでもあり。それでいい。だってそれが週刊誌でありスポーツ紙でありテレビのワイドショー番組じゃないかと。

わたしたちは週刊誌もスポーツ紙も一切読まないのか。ワイドショー番組は見ないのか。エロ雑誌の世話になったことはないのか。ネットに溢れるデタラメやエロやゴシップは完全に遮断しているのか。いっぽうでたとえばNPやツイッターのような何でもアリのデッキで嬉嬉としてさんざん他人様の記事やコメントをいじくりまわして遊んでいるくせに。文春やワイドショーを楽しむひとたちを「馬鹿な大衆が欲している」などと叱りつけられるほどわたしたちはエラかったのか?

文春の名物編集長だった堤堯さんはこう喝破した。「読者が求めているのはカネとオンナと事件だ」と。律儀なまでに文春はそれをきちんと追求している。むしろブランドが強化されたのではないか。

わたしは清潔で理路のはっきりしていて正論と叱責とご高説ばかりの溢れる清く正しく美しい言論空間なんてまっぴらごめんだ。週刊文春大いに結構。週刊誌大いに結構。スポーツ紙大いに結構。ワイドショー番組大いに結構。ネトサヨネトウヨ大いに結構。結果的にとはいえわたしはその下品さと猥雑さが体現してしまっている多様性を愛する。そんな多様性が図らずも某かの役に立つかもしれぬ。そこにはそんな先人の知恵が潜むと思うからだ。

そのうえで。わたしは文春と文春の読者を偉そうに批判できるほど清潔で理路の整然とした聖人君子ではない。ましてや他人様を「馬鹿な大衆」だなどと見下すことはできない。筆者のような専門家でもあるまいしわたし何様?ってやつですよ。

わたしは100%文春の味方です。