KEIKOと同じ高次脳障害の僕が、小室哲哉不倫疑惑報道に感じたこと
コメント
注目のコメント
このように当事者の方に発信してもらうことで小室さんの辛さが少なからず世間に伝わると思います。
自分も小室さんの引退記事の時にコメントしましたが、高次脳機能障害はその症状が体に現れない「見えない障害」の為
、世間に大変誤解されやすいものです。
それによりとても苦労されている当事者はたくさんいらっしゃいます。
最も一般の方がわかりやすい障害として記憶障害がありますが、記事の鈴木さんがおっしゃる通り症状は多種多様で、物事に集中できない・すぐ気が散ってしまう「注意障害」や感情をコントロールできない「情動障害」、言葉が理解・表出できなくなる「失語」、道具が使えない・動作ができなくなる「失行」などがあり、その他も様々な症状があります。
小室さんの会見を聞く限り、KEIKOさんはこれらの症状が複合していたのではないかと予想されます。
しかも高次脳機能障害は、麻痺もそうですが、治るのに数年を要し、また完治は望みにくいものです。
しかしそれでも出来ることもたくさんあり、その為には他者の協力が必要不可欠です。
なので少しでも小室さんの苦労を理解・共有できる方が増えることを祈っています。障害を抱えた人の介護
老人の介護
先の見えない病人の介護
真剣に対峙すればするほど
心身ともにボロボロになります。
私が支えなきゃ
私が力にならなきゃ
私が希望を持たなきゃ
そして…心の底で
あの時の言葉が原因?
あんな事をしなければ…?
私がイケナイ…。
私が…私が…。
と責めるのです。
そんな時、人の暖かい言葉や優しさが身にしみます。
砂漠のオアシスとなります。
ギリギリなんですよ。
介護や看病をするものは…。
他人はなんとでも言えます。
ましてそんな経験のない人は、良識家ぶって何とでも言えます。
でも、一度でもそんな思いをした事のある人は、涙こそ流せ…批判や非難など絶対にしません。
本当に辛い時って、辛さを感じないんです。
本当に怒りそして落胆した時って、怒りや落胆は感じないんです。
表情が無くなるんです。
感覚が麻痺するんです。
ガサガサに乾ききったササクレ立った心に、一時の潤いと暖かさを求めるのは、仕方がないことだと思います。