インタビュー:ビットコイン、金融政策に影響ない=日銀・山岡氏
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注目のコメント
日銀のFinTechセンターを所管する決済機構局長のインタビュー。現時点での日銀の立場や考え方が非常に率直に語られていて、わかりやすい。
仮想通貨について、ネガティブなコメントが多い印象を受けるが、全て現時点の市場や技術を前提にしたもの。
むしろ、その詳しい技術的な考察や海外の動向に関する分析は、中央銀行として大きな関心を持って、現在の仮想通貨を取り巻く変化をつぶさにモニタリングしていることが窺える。山岡-神田-岩下鼎談をやるといいと思いますね。
なんか同じ組織の出身ということで意識的に接触を避けているようですが、それぞれの見解の相違の本質がよく分かり、この議論が公になることがきっと国益に資すると思います。
ちなみに僕か一番シンパシーを感じるのは山岡局長です。山岡局長は、「価格が上がり続けるものを誰も支払い手段には使おうとしないため、投機対象と支払い手段は根本的に相反する」と指摘→ 仮想通貨は従来のようなコイン(決済手段)というストーリーから、デジタルゴールド(資産運用手段)としてのストーリーが通説になっていくだろう。