この連載について
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたち。これらのイノベーターたちは今、何に注目し、何に挑んでいるのか。毎週2人のイノベーターたちに、さまざまなテーマで大いに語ってもらう対談企画。
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あなたのプランあるのは知ってるけど、話聞いてなかったから今度教えてって言われた時には唖然としました。関心もないから反対が出ないのも怖いけど、人を見て潰そうとするのも違うと思うし。誰が言ったかではなくて、何を言ったかで議論できる組織って強いでしょうね。
「破綻する会社では全会一致が意思決定の基本なので、会議で異論が出てくることが歓迎されないんです。
だから基本的に「全会一致になるような議題しか会議に上げない」ということがルールになっている。そうじゃないと「事務局は何をやっているんだよ。ちゃんと調整してこい」って怒られちゃうんです。
「反対意見があるんだったら会議で話し合って決着つければいいじゃん」って僕は思うんですけど、「これは調整不足だから、次に回そう」となってしまう。」
こういう会社で働くのは本当に時間の無駄だと思います。
地域活動をしているとこういう会議はとても多いです。会議も出席すること自体が目的になっていて、発言はごく一部の決まった人がする。
勝ちを目的とする組織であればこれはアウトだと思いますが、ムラ社会ってそもそも勝ち負けがありません。そういう「寄り合い」をしておけば「あの時お前もいたよね」ということで共同体のメンバーであることを確認できるという機能があります。
ベンチャーでもローカルやコミュニティの価値を活かした業務内容であれば、こうしたムラ社会の流儀をハナから否定してしまうと信頼を得られません。
長い目で見たときの持続性の高さやある種の合理性がそこにはあるのではないかと思っています。
ただ、変革は時に必要でしょう。
って。その皆様に支えられているところ、たくさんあります。年に一回は卒業生の会もあるんですよ。ほんの数年の短い時間だったけれど戦友って感じとでもいいましょうか。。。
個人的には、リスクの把握はどんな組織・企業だろうと重要だと思う。ただ、どこまで潰して、どこまで取るかは全然違うと思う。
そして、その度合いが個々人のリスク特性と合う・合わないは、とても重要。やって評価されること、失敗して評価されないこと、そこが表裏一体で、ベンチャー・大企業、それぞれで評価される人・されない人の分水嶺ではないだろうか。
一定の経験・実績がある人は元のスキル的なところでそんなに差はないが、ここのリスクの部分、あとはリスク含めて自分で動く・巻き込めるかが、良い悪いではなく向き不向きで合う組織・合わない組織がある。
一方で、「把握することは重要」と書いたのは、企業自体のフェーズでもどこまでリスクを回避するか・取るかが変わるから。
リスクを抑えることはコストが明確にかかる。一方でプラスのリターンは出ず、確率的にリスクが顕在化してロスが出るのを防ぐだけ。
規模が小さければ、それの社会への影響は小さいし、だからベンチャーがリスクの担い手であるべき。一方で、大きくなってからもそのノリであってはもちろんダメ。だから把握して、何を対処するのかというのはフェーズによって変わるもの。
個人的には、本記事を読んでベンチャーを経て再生中といえカネボウという典型的な大企業に移って、かつそのリスクが顕在化したゆえの苦しい状況の企業に入って、そのリスクへの感覚をどう感じられたのか是非知りたかった!
その上で自分のいる大学業界を見ると、やはり30個のリスクがあれば27,8個までは潰したがる風土があるように感じます(場合によっては30では足りないと言われるかも)。その結果、これだけ社会から求められるものが変わってきているのに、スピードが上がらないということが生じているのではないかと。
ただ、そこまで分かっていたとしても既存のそうした組織に「上位3、4個のリスクを潰せばGOだ」という舵きりにシフトさせるのは、かなり難しいことかと。
そういう点で、風土の出来上がっているカネボウをどのように変えていったのか、すごく興味が湧きます。
色々な意見を出し合い、より学びある会議を進めたい。その方が絶対楽しいと思う。
STAY GOLD!
前職でも昔よく「シャワーあびてぼーっとしてるときもクライアントのことを考え続けろ」と言われました→「つまり彼は24時間仕事のことを考えている。だからいつでもどこでも思い付いたことをメモできるようにしているんです。」
思い当たることが多々あります→「破綻する会社では全会一致が意思決定の基本なので、会議で異論が出てくることが歓迎されないんです。」
「「反対意見があるんだったら会議で話し合って決着つければいいじゃん」って僕は思うんですけど、「これは調整不足だから、次に回そう」となってしまう。」