鴻海、iPhone製造部門の上場検討 企業価値数兆円
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上場を検討しているFIIの売上構成がどうなっているかわかりませんが、売上がアップル1社に極端に偏った会社の上場が認められるのでしょうか???
昨年12月13日に、下記①・②の報道がある。総合すると、記事に出ているFII (Foxconn Industrial Internet)は、中国本土の子会社で、上海に上場するための決議をすでに取締役会で決議済みとのこと。
①https://www.sharesmagazine.co.uk/news/market/5780063/Subsidiary-Foxconn-Industrial-Internet-CoLtdIPO
②https://www.caixinglobal.com/2017-12-14/foxconn-parent-plans-shanghai-ipo-for-mainland-internet-unit-101185128.html
この子会社、今まであまり聞いたことがないし、上場のために最近作ったような気がする(ググってもこの上場報道しか出てこない…間違えているかもしれないが)。
そのなかで、記事にあるようにiPhoneの製造なのか、それともiPhone含めたほかのスマホも製造しているのかでは意味合いが違う。
iPhone専用であれば、Appleが出資するのかなども気になるところ。あとはパネルなどの投資をHon Hai側でしたいのは分かるが、それだけでなく昔から生産工場をインドで拡大するといった話もあり、それも関連するところでは気になる。ホンハイの株式時価総額は約6.3兆円ほどですから、主力事業を切り出せばそれなりの額になりそうですが、85%の持分を残すとなると調達額はあまり大きくないように思います(正確な計算は時間がないので勘弁してください)。記事にもありますが、これは中国での投資資金の一部に充当し、米国などでの投資については別途資金を用意すると思います。
みなさんがおっしゃるように、親会社が単純に増資をせず、わざわざiPhoneの製造を切り出して上場させるやり方が最適だと考えるには少し深いわけがあるのではないかとつい勘ぐってしまいます。