お家騒動の保育園。JPホールディングスを買った理由を明かそう
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注目のコメント
保育ビジネスの基本的な事業経済性は規模が効かない分散型。施設ごとにコストがかかり、施設数をたくさん抱えても、儲かり方が変わりにくい、むしろ管理コストが増えて収益性が落ちやすいです。
JPHDさんも食材コストやオペレーションノウハウは共通化しているのでしょうが、コストの大半は施設ごとにかかる人件費です(だからこそここまで施設数を広げたJPHDさんはすごいのですが)。
その上、保育事業は自由に出退店できないし、建築要件もいろいろあるし、何より定員数で収入が決まってしまう。要するに戦略変数が少ないということです。その環境下だからこそここまで大きくなったJPHDさんはすごいのですが(2回目)
さらに特殊事情としては、認可で開設するためには自治体への根回しが必要なので、自治体への入り込み力・自治体から見たブランド力は積み重ねているものと推測します。が、結局自治体一つずつ開拓しないといけないのでこちらも大きく横展開できる印象は薄いです。
気になるのは、この先どのような事業の広がりを期待しての投資なのかということ。大変特異なポジションの会社だと思うので、とても楽しみに展開を追っています。昨年6月以降、創業者と現社長の間で「セクハラ問題」等でもめる上場企業、保育園大手のJPホールディングス。そんな企業の株を先週末、突如買い占めた投資会社が現れました。果たして彼らは敵対的買収を仕掛ける「ハゲタカ」か、それともお家騒動に終止符を打つ「救世主」か。どこよりも早く、投資会社への独占インタビューをお届けします。
このコメントを見る限り創業者のイグジットに協力した投資会社という以外何もわからないですね。27%しか持っていないのにどのように企業価値を上げて行くのだろうか。