HPVワクチン紹介する新リーフレットを厚労省が公表 「不安への配慮」求める
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確かに不安はあると思いますが、効果があるのであれば受けた方がいいと思います。
子宮頸がんは癌の前段階である高度異形成では癌化する可能性が高く、円錐切除術という手術をします。
この手術は子宮を摘出するわけではないので妊娠可能ですが、それでも流産や早産のリスクは上がります。
もし高度異形成から癌化してステージⅠ以上になれば単純子宮全摘術・広汎子宮全摘術といった子宮を取ることとなり、妊娠できなくなります。
また広汎子宮全摘術は女性ホルモンの源である卵巣も摘出するため、術後は更年期障害のような症状なども出現し、排尿障害も伴う可能性があります。
このように女性にとっては心身ともに負担の大きい後遺症に悩まされる可能性があるため、予防の段階からしておくことが重要でしょう。世界の医師からは主要国の中で日本だけがHPVワクチンの公費による定期接種を中止してるため、国を挙げて壮大な人体実験をしてくれていてその後の子宮頚がんの罹患率の変化についての研究結果に注目してるという皮肉を言われているらしい。
HPVワクチンはヒトパピローマウイルスの感染を防いで組織（子宮頸部に限りません）が、がん化するのを防いでくれます。
子宮頸がんの予防になるHPVワクチンを日本が打てていないことを外国人医師に話すと「クレイジーだね」と驚かれます。予防効果が明らかなのと、子宮頸がんは少し進行しただけで子宮を失う手術をしなければならないからです（放射線治療も選択肢にありますが）。
またがんになる直前の状態（前がん病変と言います）を発見する子宮頸がん検診も大事です。
こどもが将来こどもを持てるように努力するのは親の責任です。
中学校に入る時にはコンドーム（性感染症予防）+HPVワクチン（がん予防）の知識ぐらいはちゃんと恥ずかしがらずに伝えて欲しいと思います。
２０歳になれば自分の責任で２年に１度の子宮頸がん検診で自分の体を守ってください。
こちらも合わせてご覧ください（行政の方は特に）
「子宮頸がんで子宮を全摘した理系女子が伝えたいこと」
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/cervicalcancer-hpvv?utm_term=.roz6RvLRJ&ref=mobile_share#.qorre5ge9
