【遠藤保仁】未来を変える「俯瞰力」を身につける方法
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注目のコメント
サッカー選手が実践している俯瞰の視点は、確かに実際にプレーしていると違いが分かりますね。選択肢が見えない時点で可能性が狭まりますので。
ただもう一つ今の時代に必要な視点として、画家の視点があると思います。普段見えていたと思っていたモノが、ふとしたことから違って観えて来て新たな発見につながることがタマにあります。10分集中して観るだけで気が付かなかった細部が前面に出て来て様態が変わっていくような感覚に陥ることも。
以前銀座にあった絵画教室でじっくり5~6時間、自分が観えているものを絵という形にしていくと思わぬ発見が何度かありました。スポーツはルールとゴールが明確なので、比喩として分かりやすいですが、新たな発見には画家の視点も実践してみると面白いです。学生に「経営学」と「経営」の違いを説明する資料に使わせてもらおう。
ピッチを俯瞰的に、そして過去のデータや考え方と照らし合わせながら(観客席やテレビなどで)客観的に試合を眺めるように企業を捉えるのが経営学。
一方、選手としてピッチに立ち、常に変化する状況の中で無数の選択肢を瞬時に選択し、失敗を繰り返しながら主体的に勝利を求めるように活動することが経営。
そして、両者は「どちらか1つ」の関係ではなく、「どちらも必要」とすることで互いの価値や可能性、理解がグッと高まるし、そうした「意識」が大事だよね、というのがこの記事を読んで浮かんだストーリー。
問題はピッチレベルの感覚(ビジネス感覚)を学生たちにどう持たせるか。
色んな方にご協力頂きながら、学問と実践の両方を行き来できる環境をこれからも作っていかねば!
あ、同じ79年組の遠藤選手の活躍も期待しています!首を振って、色々なところに目を向けるのは、サッカー選手あるあるですね。
レベルが高い選手の後方からボールを奪おうと、こっそり向かっていっても、必ず目が合います。
ボールをコントロールしながら、周りをよく見ています。
観察する力と目的意識。
1つ1つの質を高めていきたいですね。