IRとは、株価を「上げる」活動ではなく「フェアバリュー」に近づける活動である【K17-3B #4】
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注目のコメント
NTTの場合、事業構造と規模を考えると利益を継続的に成長させるのは簡単ではありません。一時的には大きく増益になりましたとか、もしくはコスト削減を徹底して増益になる時もありますが、長い目で見るとそんなに大きく変動しません。
EPSという1つの指標で何ができたというと、強固なB/Sを活用し、自社株買いを行ってEPSを上げる、要は発行済み株式数を少なくしてEPSを上げるというやり方で、何数年後にEPSをこれだけ持っていきますという目標を設定しました。
業績が伸びなかったら自社株買い、業績が伸びたらそれでEPSを伸ばします、と。【IRという仕事を正しく考えよう】
「上場企業の資本市場との向き合い方を徹底議論」8回シリーズ(その4)は、GMOインターネットの安田さんに事業会社側から見た資本市場との向き合い方をお話いただきました。クレディ・スイス米島さんのIRと資本市場の共通認識をつくる事例も大変勉強になります。ぜひ御覧ください。
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【登壇者情報】
ICCカンファレンス KYOTO 2017
Session 3B
上場企業の資本市場との向き合い方を徹底議論
(スピーカー)
武田 純人
UBS証券株式会社
マネージングディレクター
藤野 英人
レオス・キャピタルワークス株式会社
代表取締役社長・最高投資責任者
安田 昌史
GMOインターネット株式会社
取締役副社長 グループ代表補佐 グループ管理部門統括
米島 慶一
クレディ・スイス証券株式会社
株式調査部 マネージング ディレクター
(モデレーター)
齋藤 剛
SMBC日興証券株式会社
株式調査部シニアアナリスト
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