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すでに寺田倉庫は2010年から2年間で、社員数を「7%」まで激減させたことは紹介しました。今日のインタビューは、その“生存者”であり、倉庫という場所貸しのビジネスを、トランザクションベースのサービスにシフトする仕掛けをしてきた人物の物語です。

印象深いのは、将来有望なスタートアップに対して、「倉庫とカネ」を提供することで成長を加速させているという、インキュベーション事業。シェアリングエコノミーのエアクロのみならず、さまざまな新サービスが、この2点セットから生まれることを想像すと、なかなかエキサイティングです。

またワインやアートについても、もはや資産運用プラットフォームにシフトしていくのではと思いました。トークンを活用した、ICOも可能でしょう。上場していないのでスピードも速そうです(笑)。もはや倉庫会社にあって、倉庫会社ではない寺田の真髄がわかるストーリーです。
今やベンチャー企業のような寺田倉庫ですが、
現方向に舵きりをする前は、日本企業によくありがちな新しいことを打ち出そうとすると白い目で見られる環境だったんですね…。

そんな企業に中野社長(当時副社長)が加わって、一つ一つ舵きりをしていく。
月森さんの粘り強さやクリエイティブ能力にも見習うところばかりです。

60年近く続いている企業の変革に驚きの連続です。

個々のプレゼンテーションシステムも素敵だなぁ…と。

国のための保管倉庫業でスタートした企業が、
時代のニーズに合わせて、
今やクラウド上をフル活用する企業に。

まさしく、秘密がたくさん詰まった倉庫だとしか思えません。
より中を覗きたくなるブラックボックスですね。
この連載が始まったときからミニクラの倉庫は自社保有なのか気になっていたのですが、いろいろ探してパートナー企業の倉庫にたどり着いたということなのですね。

これも連載が始まったときから、ミニクラにおいて、楠木建先生の「ストーリーとしての競争戦略」で言う「キラーパス」は何だろうともやもや考えています。

BtoBで物量勝負が常識だったところに、個人の持ち物を単品管理というのは、業界の常識を裏切る素晴らしい発想ですが、キラーパスというよりは優れたコンセプトと捉えるべきかなと。

だとすると、そのコンセプトを実現するキラーパスは、倉庫が自社保有ではないことが鍵だったのかなと思いました。倉庫会社でありながら自分の倉庫にこだわらない、記事の言葉を使えば「単なるスペース貸しなんて死ぬほどつまらない」という発想がなければ、実現しなかったのだと思います。その後の様々なサービスの発展を支えたのも、場所に縛られなかったことが大きいのではないかなと。
毎日いろいろ考えさせられて、とても勉強になります。
「副社長派」とか、社内改革のリアル。そういうリアルがあるなかで中野氏に任せ続けた創業家の腹の座り方も連載を見ながら感じるところ。また、『単なるスペース貸しなんて、死ぬほどつまらない』という月森氏の考え方とかは、おそらく当時の社内では異端だったのではないだろうか。でも、そういった方が改革時に活躍するのは、三枝氏の「戦略プロフェッショナル」三部作にもあった。

にしても、ミニクラは面白い。個人向けストックビジネスで、積みあがるほどジワジワ利益が出てくる。解約リスクが少ないからビジネスをできたと述べられているが、toBとtoCで属性が違う。補償金をどう設定するか、写真に拘るといった点も含めて、常識にとらわれずに割り切りながら「新規事業」を作っている。

もう一個、ヤフオクとの連携は、金融業界でいうところの「信託」と一緒。当事者ではなく第三者をはさむことで、契約履行の確実性をあげる。あとは、管理の面倒くささを代行する。
倉庫内でフォークリフトを操るところから、新規事業の立ち上げ、ベンチャー支援まで経験のある会社員はほとんどいないでしょう。とても稀有な方です。

実際にお会いしてみると、いい意味で構えていない、気さくで頭の柔らかい方という印象を持ちました。

ミニクラ立ち上げ時の料金設計では、短期間の保管は多くないことを経験上知っていたこと。APIを活用したベンチャー支援でも、最適な倉庫の選定が必要です。

月森さんの倉庫内での経験は、この事業の発展に欠かせないものであったのだと思います。

ミニクラと同じことを、もし、倉庫内のオペレーション経験のないIT企業などやろうとした時、同じスピードでできたのか。たらればですが、そう考えます。

ITに関わる仕事が増えている今だからこそ、それ以外にどんなリアルの業務経験をしてきたのか。人材のバリューとしてその部分が問われるようになるのかなと思いました。
キーワードは現場! 現場のもつ息づかいや文化に徹底的に浸ったからこそ見えてきた新しい事業展開。原点は現場だけれど、現場Nizeされては、イノベーションなんて起こせない。インタビューには語られてはいないが、きっと現場を取り巻く様々なステークホルダーとの壮絶な闘いがあったのではないだろうか。覚悟をもって、一歩を踏み出す勇気をもらった。感謝!
昨日の記事とあわせて読むとより面白いですね。

なかでも低価格ながら、写真のクオリティにこだわるという点が良い。あんなに綺麗に撮ってもらったら大切にされてる感がすごくあります。広告でSumallyを見かけておっと思ったのはまずそこでした。
物を動かしてなんぼの中で長期的に預かるモデルで利益を得ていくプライシングと仕組みなんですね。なるほど。


>それは倉庫で働いていた経験上、一度でもアイテムを預けると、短期間で解約する確率が低いと知っていたからです。
だから箱を長期間にわたって預けてもらえたら、ジワジワと利益が生まれてくるようなビジネスモデルになっています。
現時点で、預かっているアイテム数は約1700万点。そうして倉庫に積み上がった箱のうち、80%以上の箱がビジネスとして損益分岐点を超えています。残り20%は割り切ります。
API連携→コラボレーションという流れが、minikuraのスケール構造だと理解できました。
その前段階として、倉庫賃貸業からの脱却→プラットフォーマーに転換というステップがあったからこそ。

プラットフォーマーになり、独自データを所有して、データをノウハウ化してコラボレーションを進める。
この流れは、デジタルを活用してビジネスモデルを組み替える上で基本的な考え方だと思います。

ZOZOスーツも同じような発想ではないかと考えています。
"それは倉庫で働いていた経験上、一度でもアイテムを預けると、短期間で解約する確率が低いと知っていたからです。"

面白い。
確かに私もかれこれ数年前から、保管クリーニングを活用して、「春夏もの」「秋冬もの」をそれぞれ半年保管していますが、もうこのサービス前提の自宅のクローゼット仕様になってしまっていますね笑
この連載について
半世紀以上前に米倉庫として生まれた、老舗の寺田倉庫がまるでスタートアップのような「革新的サービス」を続々と生み出している。これまで頑なにメディア取材を受けなかった中野善壽社長の独占インタビューを筆頭に、秘密のベールに包まれた、寺田倉庫の「変貌」と新ビジネスの舞台裏をレポートする。
寺田倉庫(てらだそうこ、英語: Warehouse TERRADA)は、東京都臨海部の天王洲アイル(東京都品川区)に本社を置く倉庫業者。基幹事業の保存保管事業では、ワイン、アート、映像フィルムなど、各商材に適した温湿度管理による保管と、倉庫会社の枠を超えた新規事業を展開している。 ウィキペディア

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