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世界を震撼させた90年代半ばのアジア通貨危機。各国がなんとか持ちこたえたのはアジア特有の大家族制度のおかげもあったという専門家の指摘を経団連のセミナーで聞いたことがあります。タイを例にした話でしたが、都会で失職した若者の多くは、故郷の農村に帰り、大家族の中で食べさせてもらうことができたと。確かに6人の食い扶持が7人、8人になったとしても吸収できます。家族は、不況や災害、貧困や病気を耐え抜くための大切なセーフティネットですが、それが今、根底から崩れつつあるわけです。この流れはもう元には戻りません。おひとりさまを前提とした新たなセーフティネットをつくらねばなりません。大変な時代になってしまいました。
IoTでなんでもつながる社会へ、なんて言っても、人はつながらないんですね。
私の高校生時代の昭和55年、一番多かったのは実は「3世代同居」世帯で、全体の50%を超えていました。
当時の単身世帯は僅か10%程度で、圧倒的に少数派でした。
統計の取り方によって数字が異なるのですが、それでも40%以上が単身世帯というのは大変なことです。

若い人は何が問題だかわからないと思うのですが、問題はこの単身世帯の多くは「高齢者」だということです。
私の子供の頃は、家庭内においても世代間扶養が機能しており、子育てや親の介護などもある程度は家庭内で解決できました。
しかし扶養する家族がいない世帯が40%になるわけですから、つまり、この世帯はいざという時は社会で支えるしかないということなのです。

当然この扶養にかかる費用はすべて勤労世帯からの税金で賄われます。
ただでさえ社会福祉費用は国民所得の3分の1以上を占めており、勤労所得の重税感や稼いでも稼いでも生活がよくならないという閉塞感に繋がっています。
現状でさえこれなのですから、単身世帯の増加は、それだけ社会的扶養を必要とする高齢者の数が増えることを意味し、更に若い人たちの負担が増えることを意味します。

またお金の問題だけではありません。
人間は社会的な生き物であり、人とつながっていない孤独な人間が増えることは社会の安定性に大きな影響を及ぼすことになります。

単身世代の社会的扶養に関する問題は、国だけでは多分どうにもなりません。
民間の知恵が求められる分野であり、ポジティブに考えればそこには大きなマーケットがあるとも考えられます。
こうした問題は避けられないトレンドなので、嘆いていてもどうにもなりません。
社会の変化を受け入れた上で、それが若者の未来に悪影響を及ぼさずに、むしろ新しいマーケットになるよう知恵を絞らなければならないだろうと思います。
2040年とは言え、「4割」というのは衝撃的。
若い時は自由で良いですが、歳をとるとやはり一人だと心配もあるかと思います。今よりもっと通信手段は進歩し、かつ健康管理、安否確認などのサービスも充実して心配も減るのかも知れませんが。
一人暮らし4割ともなれば人口減少も著しく進みますね。結婚や家族のあり方も大きく変わっているのでしょうか。
一人暮らし世帯が2015年に35%から、2040年には40%になるとのこと。
少し気になって過去の推移を見てみる。
こちらは出所が違うのか、かなり数字が違うのだが(なぜだ、、、、)
http://www.garbagenews.net/archives/1953968.html

    全世帯数  単独世帯比率
1975 3288万世帯 18%
1985  3727万世帯 18%
1995  4077万世帯 23%
2005  4704万世帯 25%
2015 5036万世帯 27%

となっています。相当大きな構造変化なわけで、スーパーもおひとり様用のカット野菜を売る、一人分だとそもそも自炊しないので中食が増える、一人暮らしにあわせた住宅や家具も増える、などあらゆる産業での変化を促してきていますね
晩婚化も社会に大きな影響を与えますが、未婚化の方が長期的に大きな影響を及ぼします。未婚率の上昇は、少子化により需要・供給双方の側から力を削ぐだけでなく、社会保障制度の維持も困難にするなど、様々な問題として現れてくると思います。
認知症の問題も重い。やや古いデータとなるが、医学の発展を考慮しなければ、2040年では65歳以上の高齢者の25%程度、約1千万人が認知症という予測も出ていたはずだ。加えて1人暮らし世帯の増加、かなり厳しい未来だ。やはり、テクノロジーや大胆な改革は常に必要なのだ。
弊社の河合論説委員が説く「未来の年表」が、着実に進行しているようで怖い。
若いうちに「えい、やー」で結婚するのも案外悪くないし、ダメだったらまたやり直せばいいだけのこと。ただ、宮下さんが指摘されておられるように、「離婚後もきちんと子供を養育する覚悟」が大切。実際には、ほんの1、2年、形ばかりの送金をして、あとは知らんという男たちが少なくない。結局、世のシングルマザーが苦労を背負い込む。
国も企業も、彼女たちがきちんと生活していけるようなフォローをすることが、長い目で見て少子化対策にもなるのではないか。
私は大家族制度がのこるフィリピンにいるので高齢で独居というのは考えられません。
貧しくとも家族で助け合って行く生活と、お金があっても単身で一人で生きていくのとどちらが幸せかわかりません。

日本が晩婚化や未婚増が増えていることが原因で1人暮らしが増えているなら、一人暮らしの問題点を解決する方法を考えなくてはいけませんね。
これからは一人でも孤独を感じないようにオンラインで外部とつながる方法や、インターネットなどを使って遠隔でも健康や安否を確認できる方法が日本では必要です。
一人暮らしでも社会から孤立させない方法を考えなくてはいけません。

いまだに人口が増え続ける発展途上のフィリピンと高齢化が進む先進国の日本。国が変わると解決しなくてはならない問題も変わります。
なにか協力できればいいのにな、と思います。
僕は社会からの孤立は怒りやすくなる一つの大きな要因と考えています。良くも悪くも人は社会的な生き物であり、社会は箍(たが)になるからです。

1人暮らし=社会からの孤立にはなりませんが、その傾向は高くなると思います。社会全体として人を孤立させないという取り組みが今後はより一層必要になるでしょうね。