旧態依然としたクリーニング業界に 風穴を開けたマネタイズとは
コメント
注目のコメント
店舗を構えて、お客様が来店することがビジネスな前提であったクリーニング業界において、ネットを活用することで、その両方を無くした新しいビジネスモデルリネットさん。
既存のビジネスモデルをアンカリングに、逆方向に新しいビジネスモデルを構築し、既存のビジネスモデルが当たり前としていたお客様の不便を解消する。
言うのは簡単だが、やるのは難しい。やりきったリネットは素晴らしい。
一方で、「洋服をクリーニングする」というビジネスで最近私はコインランドリーに注目している。業務用洗濯乾燥機でしっかりと乾く快感。最近はオシャレで清潔感溢れる店舗も多い。
そもそも「洗うもの」が違うし、ターゲットカスタマーも違うが、「洋服をクリーニングする」ニーズに基づく新しいビジネスってまだまだ進化するように思います。
そして、店舗の来店価値とは何かを改めてリネットさんから考えさせられました。
「来店を不要にするビジネスモデル」と「来店したくなるビジネスモデル」共に進化が求められていますね。クリーニングはどんなに良いクリーニング屋があったとしても、近くになければ意味がない。運みたいなものなので諦めるし、この記事も読まない。
と思った瞬間に閃いた。「宅配便を使ったダイレクトなクリーニングなのか?」と思い、記事を開いたら正に。
なんで今まで誰もおもいつかなかったんだろう!(←イノベーションに対する最高の賛辞)
※追記
上位コメントになってしまって、あらためて読み返したら「俺すげー」コメントにしか見えないので釈明。
クリーニングって、今の代理店式の形態が当たり前だと思っていました。不便だなあ面倒くさいなあと思いつつ、仕方のないものだと思い込んでいた。
でもよくよく考えたら進化のポテンシャルはあるわけだし、それに気づいて実行して見事やり遂げた人がいる。これは純粋にすごいことだと思う。加えて、世の中にはまだまだ問題解決の種がたくさん転がっているんだろうなあという感動を覚えました。結果だけ見るとシンプルでも異業種からやり切られたのが素晴らしいですね。流通において慣習が多く複雑であったり、利用者にとって不便が当たり前であったり。打破するのは大変ですが、そこにチャンスはありますね。