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ここで言われている「価値主義」というのは、資本主義の代替概念ではなく、お金でしかできない効率的な価値評価や取引きである「市場」というものに対して、ICT化によってマッチングの取引きコストが下がって来たことによりその重要性が増して来た、ということだと思います。

つまり、価格の問題ではなく取り引き相手と巡り合うための方法が、これまでは出来るだけ汎用化(コモディティ化)する事で大きな市場で価格評価されるというやり方だった「市場」が最も効率的だったのに対して、よりニッチでもニッチな相手に高く評価される「マッチング」にシフトして来ているということを意味している。

元々お金がない頃は、物々交換が主だったわけで、そこにお金が導入されて直接関係のない相手に対しても低コストで取り引きが可能となり、市場(最初はコモディティ)が生まれた。マッチングが増えて来たことは、見かけ上は物々交換のような取り引きが増えることを意味しますが、その際にも貨幣価値でやり取りすることが殆どと思われるので、必ずしもお金の変化ではないように思います。

資本主義とは、私に言わせれば、化石燃料の燃焼を前提として世界が継続的な経済成長を続けたことで、人々が将来の成長を信じるようになり、今度は成長を前提とした金融システムが作られ(銀行による信用創造や、年金制度)、一定レベル以上の資本収益を持つ資本家が構造的に勝ち続けるシステムを、高い成長率と個人の自由と引き換えに、社会が受け入れることを指していると思うので、価値主義と対比するようなものではないでしょうね。

というか、なぜこの方がこのテーマでフィーチャーされているのかなぞです。もっと他に素晴らしい業績があると思うのですが。
ベーシックインカムとかで生活のために働く必要がなくなったら、価値ある仕事は引っ張りだこ。お金を払ってする「有料仕事」が出てくるかもね。
価値主義を現在の資本主義にない新しいものという前提で、本記事でも著書でも議論を展開されているが、個人的には違和感を感じている。

まず本当に今の資本主義にその概念はないかいうと、のれんや時価総額が最たる例で、すでに存在している。
ただ、収益化=食えると期待されるから、評価可能というのが、一番重要な点。

企業バリュエーションでいえば、ドットコムバブルの頃のPVベースのバリュエーション、現在だったらDAUとかも見られるかもしれない。あとは企業文化や経営トップの手腕も財務三表で明示的には表現できない(でも見られる)。著書や記事で書かれているフォロワーは、企業ではなく個人に置き換えた時の事例だろう。
そして、重要なのは信頼といった価値だけで食えるかというとそうではない点。過去にこういったバリュエーションは期待だけで終わった場合は少なくない。なぜかというと、信頼は変わらなくても、収益化できないことが多いから。そして残った一部だけが需給バランス含めて収益化できて、残存者利益を得ている。

記事で堀江さんや落合さんに言及しながら「唯一無二」という言葉がある。
つまり、食える=収益化できるだけの信頼・価値は稀少で、価値主義は全員が食えるものでは全くないと思う。広く使えないものは、スケーラブルではないと思っている。

それは経済圏の広さにも関わる。
ある決められた経済圏だったら、その中で信頼を多く・深くされることは価値。でもそれが普遍的かというと、その経済圏の広さによる。同じYoutubeでも音楽とお笑いではユーザー層が違う=経済圏が違う。
そして通貨や信用は、様々なところで使えるところにメリットがあるから発達したし、経済圏を広げるために統合をしていった(ユーロなんて最たる例)。
昨日コメントしたが、仮想通貨やコインの分散は、経済圏を狭める。つまり、その信頼価値だけで食える世界が一層限定的になると思う。
https://newspicks.com/news/2732641

『箕輪 佐藤さんは資本主義の次は、価値主義という考え方が来るということを言っていますが、具体的にはどんな変化ですか?
佐藤 資本主義の弱点というのはお金に換算できないものは、ないものとして判断するところ。会社でいうと、社員の満足度とか、存在しないものとして扱われますよね。試算表には表せないので。』
価値経済であるタイムバンクに参加するプレイヤーの序列を決めるのが、1秒あたり何円、という話で、はなから貨幣経済に組み込まれている。ユーチューバが視聴者を大事にするのも、PVがお金に変わるから。

お金から価値へ、みたいな論を唱えるタイムバンク佐藤氏が教祖で一番、お金が儲かる。

これって、「他人には俗世を捨てろと唱えることで自分は着実に富を蓄財していく宗教団体」に似ている。佐藤氏のビジネスはだからこそ、そこが面白い。最後に教祖が伝説にならないといけないのがこのゲームの最大の難所ですが、そこはどんな手が来るか、楽しみです。
今年もワクワクをもっと提供していきますね。
恐らく、資本主義が1階で価値主義が2階という枠組みで捉えてらっしゃるのかと。そうであればスーッと納得がいきます。

価値主義を1階にしてしまうと衣食住という最低限の生活すらできない可能性がありますから(笑)

つまり、「お金がすべてじゃない(けどないよりはあった方がよい)」という昔から多くの人々が提唱していることをポップな言い方でリメイクしていると言えなくもありません。
良い内容で、読む価値のある記事ですね。

という前提でですが、一言補足したいと思ってコメント欄を読んでいたら、大場紀章さんのコメントに遭遇。

大場さんの解題が完璧です。
資本主義と価値主義。自分はどちらで生きているだろうかと考えると両方の世界でいきていると思います。資本主義で考えた方が簡単なことは資本主義で片付けるけども、価値主義の方がうまく回るときは価値主義にしています。そんなように移行期だったり、二つの社会で生きる人が増えて行くのではないかと考えています。

ただ価値主義はまだ理解されていない部分はあるので、この人は価値主義だなと察することでトラブルなくやれるような気がしています。
これからの経済で評価される人。
①稀有な経験を積んでいる人
②ワクワクする未来を描ける人
③独自の分野を確立させている人

限定されたコミュニティ内で発揮される専門性や調整力だけでは評価されない時代がくる。
本質は、IT&スマホ普及でマッチングコスト(経済学でいう取引費用)が下がったのと、価格と物量以外の多様なシグナルをIT化された市場では、価格やスペックを書き換えるメニューコストがほぼゼロでやれるようになってきた、ということ。コースの「企業・市場・法」ではないが、取引費用が下がれば、最適な企業規模の輪郭が変わるのも当然。