リクルート、東南アジアの旅行仲介事業から撤退
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どれだけ日本で成功したビジネスモデルであったとしても他国の市場にコミットするのは難しいとは思いますが、インドネシアで多くの日本企業が相次いで失敗しているのには何か共通した理由があるのでしょうか?以前、日本の某大手電気メーカーがテレビ画面の周りにバティック柄を入れただけで爆発的に売れていたことがありました。日本人には想像のつかない意外なところでローカルコミットすることもあるのだと思います。
Agodaやbooking.comなどの海外勢や他国内事業者との競争激化による広告費高騰や販管費の過剰な積み上がりのチキンレースから降りる判断をしたのだと思います。
当時ベトナムでVCとして投資をしていた際、絶対に投資をしたい領域でしたが、全国網羅の営業の難易度、海外ホテルの掲載数確保、空き部屋在庫の管理、サイト情報の最新の担保、口コミの獲得、ツアーの掲載、などなどサイトとしてのサービス品質を、大型投資してくるagodaやbooking.comなどの海外勢に勝てるレベルで充実させ、広告費用高騰も勝ち切るベンチャーないし起業家を見つけることができませんでした。ほとんどの主要領域は投資できましたが、旅行領域は本当に難しかった。リクルートさんの会社発表には明確に記載はないものの、記事ではTravelokaへ売却との事。
東南アジアのオンライン旅行会社である同社は、昨年のアジアの旅行業界カンファレンスWeb in travel でCFOが登壇。Expediaからの投資について言及。
(をを、動画公開されてる、WIT素晴らしい)
https://vimeo.com/244345738
EXPEDIA’S US$350M INVESTMENT IN TRAVELOKA: ASEAN’S FIRST TRAVEL UNICORN SET TO FLY HIGHER
http://www.webintravel.com/expedias-us350m-investment-in-traveloka-aseans-first-travel-unicorn-set-to-fly-higher/
2018年も、Expedia,Priceline,Ctripのオンライン旅行世界陣取り合戦から目が離せない。