「スマートホーム3.0」はいつやってくる?
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残念ながら現時点で取り組みが始まった"スマートホーム"なるものは20年前のエコーネット時代の焼き直しに過ぎず、まだまだユーザーが本当にメリットを感じて高い金を投じるところまでいかないのが最大の課題です。
1.0よ可視化、2.0のリモコン化、3.0の自動化、4.0のサービス化と考えた時にユーザーが金を払うフェーズは4.0くらいまでいかないと難しいことを住宅メーカーは意識しなければなりません。そうしないと確実に20年前の再来で監視機器をつけてリモコン化して終わりになります。
ちらほらと他社コラボして3.0〜4.0を意識した取り組みが垣間見えるのでそれは大いに期待してます。IEC63168は注目したいですね。
個人的な思想ですが、サイバー攻撃の射程圏内に踏み入るリスクを取ってまで家電をインターネットに繋げるメリットは、それと釣り合うのか少々疑問です。
とは言えセキュリティ技術が出るまで開発はするなと言うと、それはまた違う。
つくづく我々セキュリティ屋は、いかにイノベーションを阻害せずに、新しい価値が想像されたその瞬間からそれをキャッチして、セキュアにする研究開発を先行すべきであり、それらを束ね、普及する標準化に力を注がないといけないなぁと感じます。こないんじゃないかなぁ、と言ったら怒られるでしょうか。
正直、スマートホーム(過去色んな呼ばれ方をしていますが)への取り組みについては、以前からユーザー置いてけぼりの、ピントのズレた取り組みが多いように感じています。
今回の記事のようなシステムに、ユーザーがお金を払うほどのメリットも利便性も感じないと、住空間に携わる者として個人的に感じました。
正直、Amazon Echo / Alexa(個人的に推してる)で十分なんじゃない?とも思っています。