民放テレビ局がすべて「負け組」になってしまう3つの理由 - 今週もナナメに考えた 鈴木貴博
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注目のコメント
「民放は構造不況」という結論は理解できますが、そこに至る3つ理由がピンとこないです。
理由1が、テレビはスマホを使いながら見るので、見られていることにならない。
理由2が、テレビ局にはパワーがなくなっているので、新しい番組を育てることができない。
理由3は、アマゾンがプライムビデオで広告を流すようになったら、ターゲティングなどアドテクを使えるようになるので、テレビ広告費は減る。
間違ってはいないと思いますが、なんか理由が表面的というか、テレビをdisるために作文したという印象を感じてしまいます。ダイヤモンドは定期的に「テレビは死んだ」記事を掲載しますが、年初の恒例の行事として一応出しときましたみたいな(笑)。
あと「インターネット広告市場は伸びていない。市場規模は今でもテレビの半分以下である。」は間違いです。2016年のインターネット広告費は、テレビの70%を超えています。早ければ2020年に逆転すると言われてます。長期的な予想としては、
「どうなるか誰もわからない」
ではないでしょうか?
コンテンツメーカーの増加、ユーザーのライフステージシフト、ユーザーの新陳代謝など要因が複雑すぎて説得力のある予想は難しいです。
テレビ局が今のまま手をこまねいている、ということもないですから。見たいものを見れる時代になったのだから、それを凌ぐものを提供しなければ視聴者は戻ってこないでしょう。
芸人同士の内輪ネタ、動画サイトの焼き直しはもうお腹いっぱいかな。