この連載について
長時間労働の撲滅、副業の解禁、リカレント教育の普及促進ーー。
現在政府は、働き方改革の第二章として人づくり革命に邁進している。
大手企業の間でも、副業や柔軟な働き方を推進する企業も増えてきた。
一方でAIやIoTなどの技術の革新は、我々の働き方をも変えつつある。
そんななか、私たちは、働くということにどのように向き合うべきか?
リンダ・グラットン、ソフトバンクやサイバーエージェントの人事トップなど識者と共に考える。
この記事の著者 / 編集者
関連する企業
国内大手通信会社のソフトバンクを中心に、Yahoo!・LINEなどを展開するZホールディングスなどを子会社に持つ。持分法適用会社には中国ECサイト最大手のアリババなどがある。
業種
プライベート・エクイティ
時価総額
13.3 兆円
業績
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プリンタ・複合機や光学デバイスなどの製造、販売を手がける。オフィス用A3カラーMFPやカラーデジタル印刷機などでは世界各国でシェアトップクラス。「ジャンルトップ戦略」を掲げ、成長見込みの高い領域に経営資源を集中投下。医療分野に本格参入。
時価総額
2,488 億円
業績
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人事トップ自ら、「会社を使い倒す」ことを奨励しているとはなんとも太っ腹。しかし、それは、自律的に働かない社員は評価しない、ということの裏返しであるように思いました。
対談と共に、柔軟な働き方の浸透状況や、「ポテンシャルを存分に発揮している」と思う人の各国比率など豊富な図表も合わせてお読みください。
「あなたにとって都合の良い会社を選ぶべきだ」です。
滅私奉公の時代ではありません。
年功序列+終身雇用で死ぬまで面倒を見てもらえる時代なら滅私奉公で良いですが、今はそんな時代ではありません。
対して、リクルートワークス調べの全国での副業率は正社員で10%強で、弊所の調査でも似たような数値が出ています。
そして、記事中にあるように、副業を容認している企業は23%ほどしかありません。
ということは、そもそも副業している人の大半は(おそらくは所属している会社が副業を容認していたとしても)会社に黙ってやっており、その数は想像されているよりずっと多いということ。
人事=人・組織と事業(チャンス)をつなぐ役割 を体現されている方です。
サイバーエージェント曽山さんとの対談、両社のダイナミックさがよく判ります、後半も楽しみですね〜
以下引用
「ソフトバンクってすごい可能性のある会社だ」と自分事として捉えるのかで、自分自身の将来の可能性も大きく変わってくるはずです。
なので、社員には当事者意識を持って、変化を怖がるよりも楽しいと感じられるようになってほしいという思いはあります。
本業、副業、学習など全てのデータを統合して、セルフマネジメント、キャリア支援ができるツールがあると良いな。
あくまで大切なことはその人の市場価値であり、会社内価値ではありません。そこの誤解がある人は社会でサバイブできず、淘汰されていってしまいます。副業で学んでみることはもちろん、本業でも自分に負荷をかけながら大きな挑戦をし続けることは大切ですね。(もちろん副業は創業来ずっとウェルカムでした。笑)
下記の言葉がこれから求められる人事戦略を象徴的に表していると思います。
いまや最大の希少資源ともいえる人材。
アプローチの違いが、数年後には大きな違いとなって現れることを予感させる内容です。
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「才能開花競争」と名付けていますが、今後は企業間の競争も、発掘した人材や才能を開花させられる環境やプラットフォームを整えることができるか、という争いになっていくと思います。
社内公募やFA制度のように自ら主体的に動く仕掛けと、社内ヘッドハンターや戦略的異動のような仕組み。個人の才能や持ち味が発揮できている人の割合が高まれば、個人の満足度も組織のパフォーマンスも上がると思います。
以下引用
〝今後は企業間の競争も、発掘した人材や才能を開花させられる環境やプラットフォームを整えることができるか、という争いになっていくと思います。〟
課題としては人事が面倒くさがらずに運用するかどうか…f^_^;