【独占】経験豊富なベテランこそ危険。これからはルーキーの時代
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ここで言われているルーキーは、単に年齢が若い人、ではなく、「学び・開拓するスタンス」を積極的に取れる人、ということに注意が必要です。
確かにベテランは経験豊富なだけに、若い人に比べて学ぶスタンスが消えがちではありますが、若いからといって学び、開拓するスタンスがあるかどうかは人それぞれですし。
今、日本人は全体的に世代間ギャップが減ってきているので、昔に比べて「若いやつは」、「おじさん・おばさんは」というステレオタイプは効かなくなっているようにも思います。
そういう意味では、「最も成果を上げた“ルーキー”とは、中堅どころのプロフェッショナルや脂の乗ってきたエグゼクティブがこれまでにやったことのない仕事に取りかかった時」というのも頷けますね。
世代や性別、出身地などの差がなくなってくると“それは人による“というところが大きくなってきます。もしかすると、教育環境や所得環境による差が非常に大きくなる、ということなのかもしれませんが。
「ルーキーはベテランの5倍、外部の専門家に会っている」というのは耳が痛いものの、ホントその通りですね。
テスラなどでリーダー育成を手がけ、リンダ・グラットン氏と同じく「Thinkers50」にも選出された人材育成の第一人者、リズ・ワイズマン氏に、独占インタビューしました。
中堅社員が持つ知識や経験の多くは時代遅れ。だからこそ、組織はルーキー(新人)を大事にすべきで、ベテランは「永遠のルーキー」を目指す必要がある──。
経験は二の次で、より大切なのは、学び続ける姿勢のある人物であるかどうか、という氏の主張は、私のようなミドルにとっては耳が痛くもあり、刺激的です。
また本当のルーキー、つまり新人が難易度の高い仕事に挑むか?についても聞いています。ミドルの方も、新人やそれに近いジュニアな方にとっても、参考になる教訓が満載です。イーロンマスクは、ひとりで十分。
会社の中に、何人もいたら、それは動物園。
ベテランのマインドとして、今、必要なのは、「自分が活躍する」ではなく、「自分が、部下の可能性を守る」ということ。そういうスタンスで、安心安全な場をつくることにかけては、やはり年齢の積み重ねは大切です。