この連載について
長時間労働の撲滅、副業の解禁、リカレント教育の普及促進ーー。
現在政府は、働き方改革の第二章として人づくり革命に邁進している。
大手企業の間でも、副業や柔軟な働き方を推進する企業も増えてきた。
一方でAIやIoTなどの技術の革新は、我々の働き方をも変えつつある。
そんななか、私たちは、働くということにどのように向き合うべきか?
リンダ・グラットン、ソフトバンクやサイバーエージェントの人事トップなど識者と共に考える。
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米オラクルの日本法人。プラットフォームからアプリケーションまで、情報システム構築のための一環したクラウドソリューションを提供。さらなる顧客サポート体制の強化とユーザー数拡大に注力。
時価総額
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Founded in 2003 and based in Palo Alto, California, Tesla is a vertically integrated sustainable energy company that also aims to transition the world to electric mobility by making electric vehicles.
業種
電気自動車
時価総額
0.00 円
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確かにベテランは経験豊富なだけに、若い人に比べて学ぶスタンスが消えがちではありますが、若いからといって学び、開拓するスタンスがあるかどうかは人それぞれですし。
今、日本人は全体的に世代間ギャップが減ってきているので、昔に比べて「若いやつは」、「おじさん・おばさんは」というステレオタイプは効かなくなっているようにも思います。
そういう意味では、「最も成果を上げた“ルーキー”とは、中堅どころのプロフェッショナルや脂の乗ってきたエグゼクティブがこれまでにやったことのない仕事に取りかかった時」というのも頷けますね。
世代や性別、出身地などの差がなくなってくると“それは人による“というところが大きくなってきます。もしかすると、教育環境や所得環境による差が非常に大きくなる、ということなのかもしれませんが。
「ルーキーはベテランの5倍、外部の専門家に会っている」というのは耳が痛いものの、ホントその通りですね。
テスラなどでリーダー育成を手がけ、リンダ・グラットン氏と同じく「Thinkers50」にも選出された人材育成の第一人者、リズ・ワイズマン氏に、独占インタビューしました。
中堅社員が持つ知識や経験の多くは時代遅れ。だからこそ、組織はルーキー(新人)を大事にすべきで、ベテランは「永遠のルーキー」を目指す必要がある──。
経験は二の次で、より大切なのは、学び続ける姿勢のある人物であるかどうか、という氏の主張は、私のようなミドルにとっては耳が痛くもあり、刺激的です。
また本当のルーキー、つまり新人が難易度の高い仕事に挑むか?についても聞いています。ミドルの方も、新人やそれに近いジュニアな方にとっても、参考になる教訓が満載です。
会社の中に、何人もいたら、それは動物園。
ベテランのマインドとして、今、必要なのは、「自分が活躍する」ではなく、「自分が、部下の可能性を守る」ということ。そういうスタンスで、安心安全な場をつくることにかけては、やはり年齢の積み重ねは大切です。
急激な変化は大きなストレスとなり心身に影響します。
でも現代社会はどんどん急激な変化を求めています。
この矛盾の中で我々ができることは、ひとつには「世の中は常に変化するものである」というマインドセットをすることでしょうね。
「こうなったらどうしよう?」から「こうなったらこうしよう!」と考え続けることが一番の近道かもしれません。
しかしどんなに好きこそ物の上手なれでも、考え続けるとスマホが熱くなってくるのと一緒でやがて脳も疲れてきます。
変化が激しいこんな時代だからこそ、意識的にオンとオフをとる「攻めの休養」が求められます。
永遠にルーキーに感覚を持ち続ける原動力は「好奇心」だと思う。
好奇心のない人は、学ばないし、発見・発明もしない。
>また、昔では考えられなかったくらいの速さで、新しい仕事が誕生しています。
>科学的な情報の量が9カ月で2倍のペースで増え、1年間に30%のペースで時代遅れになるとすれば、我々が持っている専門知識にどれくらいの賞味期間があるでしょうか? 常に知識を更新し続けない限り、5年先には使える知識は15%しか残っていない恐れもあります。
←このことを本当に実感されている方は、日本にどのくらいいらっしゃるのでしょうか。
何か新しいことにチャレンジしようとするとき、自分の数十年前の過去の体験を持ち出し、絶対に成功しないと否定的な意見を言う方が必ずいらっしゃいます。
技術の進歩が早いため、2~3年前に実施したことでさえ古く、そのときとは違う結果が出る可能性が高いのが現状です。
ビジネスの速度が加速している現在、企業として存続していくためには、自分の古い知識・経験を持ち出し、新しいことにチャレンジしようとする人の可能性を潰さないような組織作りが重要だと痛感しています。
本当にそうですね。自分にできているかどうかは甚だ疑問ですが。。。
いま自分の持っている専門知識やスキルなんて既に陳腐化しているんだと捉えるといいんでしょうね。
ルーキーだ、ベテランだ、とか知識量とか経験値で分けることにもはや意味はないと思いますけどね。ましてや年齢だけで若者だとか、高齢者とかの振り分けはマジ無意味。
本文にある通り「学び続ける姿勢」は大事だけど、気を付けた方がいいのは「学んだことだけで満足」してしまうこと。学びが目的になってしまうこと。よくいるじゃない。学びジャンキー、知識オタクみたいな人。自己啓発ばっかりして「それできみは一体何をしたんだい?」って人。
自ら実行し、経験をする。それもまた学びのひとつです。