三井住友F:買収検討に向けた環境整う、バーゼル3決着-国部社長
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注目のコメント
マイナス金利など緩和的な金融環境、人口減少が展望される金融・経済環境では、メガバンクの国内リストラ、海外拡大の流れは止められませんね。就活生にとっては、外資系に就職するより、メガバンクに行った方が海外で活躍できるかもしれません(社内でそういう仕事に就ければ・・・の留保がありますが)
住友三井フィナンシャルグループ(SMFG)がM&Aを積極化し、アジアの商業銀行、貨車・航空機リース、資産運用などのビジネスを強化するとのインタビューです。国内は低利ざやを受けて合理化を進める一方で、利ざやや手数料の取れるビジネスを面展開するということですが、旨味にある金融ビジネスほど中期的に見るとフィンテックの標的になりそうですので、どの事業を選択するのか目利きが問われることでしょう。
バーゼル3というか資本規制全般については①で解説コメントをしているので興味がある方はご参照いただきたい。
資本規制について決着がついたことで、日系銀行は基本的には本記事での言及含めて海外展開を買収中心に進めそう。一方で、米国金融機関(や株式市場的な見ているポイント)は、増配や自社株買いでもある(②)。
資本に余裕が出てきたので、それを攻めの投資と、株主分配、どちらに使うか、各社の戦略や環境の違いが出ている具体例。
①https://newspicks.com/news/2679019
②https://newspicks.com/news/2700321