グローバル人材に必要なのは、「人的ネットワーク」を築く力
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英語をベラベラ話せるかという論点よりも、高校生ぐらいまでで学んだ英語でよいので、コミュニケーションする度胸が重要でしょう。多国籍のレセプションでは、日本人が固まってしまうのは定番の光景。日本人同士の交流は否定しませんし、交流はしたいですが、なかなか会えない外国の人々がいるときには、そちらを優先したい。コルカタでのHorasis Asia Meetingでは、日本人はとても少なかったので、とりあえず近くの人に声をかけてみました。インド企業の経営クラスなど、直接話すことができました。
語学は上手なことにこしたことがありません。話慣れないと、話しかける勇気を出すのも大変ですが、どこかでやらないと、ずっとコミュニケーションがとれません。真摯にコミュニケーションをとろうとすることで、この記事にあるような人的ネットワークにつながります。
わたしの出身校は外国語大学。現役の学生から、外語大学は意味がなくなると講演で有名ビジネスパーソンからいわれたという話を聞きましたが、それは外語大をわかっていない。否応なしにコミュニケーションをとる機会が多く、ビジネスパーソンが尻込みをするような国にも乗り込んで留学や旅行を沢山しています。私も後輩や現役学生達のネットワークには、しばしば助けられています。いや、それでも語学は必要です。
もちろん商取引のような場面では通訳を雇うのも一つの方法です。でも一対一で人と向き合うときに、自分の考えや感じたことを言葉で相手に伝えられなければ、関係を築くこともできません。
ただ「人的ネットワーク」の重要性には同意です。アラブ世界では尚更これが重要な意味を持ちます。
私は、人と繋がっていくために最も必要なことは「好奇心」だと思います。相手に対する興味がなければ、上辺だけの会話で終わってしまいます。
「本当の意味でのグローバル人材というのは、国内でも活躍できる人」(本文中)
これは仰るとおり。外国語だと積極的になれる自分などというものは単なる錯覚です。ネット環境はすでにグローバルだからね。人的ネットワークは広げようと思えば広がる。
個人的な意見としては、人的ネットワークは人の気持ち次第で繋がるものです。ネットワークを広げようとする人は、語学も磨くし、コミュ力も底上げさせていく。大学は、自ら学びに来る学生に、受け皿としてどうありたいかを考えてほしいですね。留学もインターンも授業内容も環境として整いておいて、自ら学びに来る学生に良いサービスを提供してほしい。