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不思議な記事だ。ジャカルタとスラバヤを繋ぐのであれば、記事に付属の地図にあるように、ジャワ島を真横に横切るのではなく、ジャカルタからバンドンまでの高速鉄道を延伸すると考えるのが普通だし、実際そういう計画だったはず。ジャカルタ-バンドンの高速鉄道が中国企業によって落札されたことにより、普通に考えれば中国企業が延伸を担うことになりそうで、だから当時あれだけ騒がれたのだと思う。
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実際には中国企業によるプロジェクトはあまり順調には進捗していないような報道もあるし、関係国各々の思惑もあるだろう。でも、記事の地図のようにまっすぐな線路を作ることは、どっちにしろ考えられない。過去の入札結果に触れていながら、この地図とこの説明は、何とも不思議に思える。読者はバンドンがどこにあるか知らないと思って書いているのだろうか。
この記事からは、日本を優先したい理由が全く見えてきません。インドネシアにとって、複数国に競争させてより有利な条件を引き出すことが自国の利益を最大化します。タイトルのような明るい将来は、まだ描けていないと思います。
この記事そのものからは離れますが(記事はジョコ大統領に直撃した鈴木日経ジャカルタ支局長を評価したい)、ジャカルタ=バンドン線の話、実際と世間で言われていることが違うと私は認識しています。

自分なりに各方面で調べた結果としては、インドネシア政府が日本から中国に切り替えたのではなく、そもそも、中国が先行して相当な働きかけをして、日本は後発だった印象。しかも働きかけの対象が微妙だった。そして、いつのまにか、インドネシア政府が「日本を裏切った」という認識に。日本の出遅れから、なぜかこんな表現に。

また、「新幹線」は採算をとれるようにするのがすごく難しい。つくって渡しきりならば良いのですが、その後の運営の赤字を負うのはインドネシア政府。英語では、High Speed と表現していることがあり、現地の期待レベルは新幹線ほどを想定していないことも多いです。そもそも、新幹線は知らない人には想像を超えるもので、インドネシア人で新幹線(とそれに類似する水準の鉄道)に乗ったことがある人は少数です。

一体、誰が言い出したのでしょうか。こういうパターン、これほど大きな案件でなくても、実態と日本語での言われ方が変わってしまうことは、時々あります。
前回のジャカルタバンドン間でも同じような事を言っていたにも関わらず土壇場で中国に決まりました。ほとんど信じるに足らないと思います。むしろこれで油断するぶん危険が増したくらいに思うべきです。
実際、中国はアンダーテーブル含めて猛烈なロビイングで最後まで攻勢してきます。
そのような事をアカデミックには非市場戦略といいますが、日本人は官も民もからきし弱いパートです。
これは大きな発言。
「建設の協力相手国について、ジョコ氏は初めて「日本だ」と明言。」
人口世界4位の大国との付き合いは今後の日本にとってとても重要なものになってくることは間違いない。
インドネシアの鉄道をめぐっては、日本が有力視されていた事業を中国に逆転奪取された苦い経験があります。ジョコ大統領が就任したことが影響したとも言われました。しかし、中国の受注した事業はなかなか進捗せず、やはり組むのなら日本だと考えたのではないでしょうか。日本の鉄道技術はまだまだ世界に売れます。インドネシアを足がかりにアジアやヨーロッパに輸出先を広げてほしいです。そんな折の新幹線トラブルは気がかりですが。
有難い話だが、受ける側は良くリスクを
アセスしなければならないであろう。
難易度が高いプロジェクトだと思う。