2030年までに世界に与えられた目標=SDGsは新たなフェーズへ
コメント
注目のコメント
SDGsって、ニュースで聞いたな……レベルだったのですが、「それに対して会計士に何ができるのか」がこの記事のテーマ。
キリンさんはじめ、企業や組織の具体的な取り組みについても紹介しているので、ぜひご覧ください。
取材時は、私自身も「おっと、難しい」と感じていましたが、読めばSDGsが身近に感じられると思います。
それにしても最近、ESG投資とか、経済に関する動きもいろいろ変わってきましたね。CSV(共通価値の創造)と言えば、ネスレさんでしょう!と言ってしまうと、記事との関係性からややこしいことになるのでこれ以上は言えないのですが。
いや、2011年までCSR報告書の営業+編集制作(コンサルって言っちゃダメ?)の仕事もしてましてね。感慨深く記事を読ませて頂きました。
コメントの要点としては、多くの大企業が苦しんでいる、苦しんでいるままだなあーという感じでしょうか。
これだけ世間がベンチャーだイノベーションだ(働き方改革だ、も付け加えて)と華やかに動いている側面とは裏腹に、かなり地道な取り組みであるCSR、CSV、ESG、SDGs関連です。その概念は経営に対して相当重要な要素を持っているのですが、何せ次から次へと要求項目が出てくるので(呼び名が変わり定義が変わり)、日本企業の経営層は担当部署へ「投げる」のがずっと続いているはずです。で、そのツールとして報告書があるのですが、これもその時々の流行で作られるので、なかなか定着しない。経緯としては、
(財務):「アニュアルレポート」 ⇒⇒「統合報告書」
(非財務):「環境報告書」⇒「CSR報告書」⇒↑
なのですが、それまで社内であった担当部署、関連する幹部会議が盛りだくさんな上、統合することで調整がいよいよ大変なことになってしまったと思うのです。
結果、報告書を完成させるところまでで力尽きてしまう。実は重要なステークホルダーである社員、従業員への共有、浸透がなかなか進まず、肝心な実際の経営への反映がなかなか進まない、というのがずっと続いている実情でしょうか。実際、コーポレートガバナンスに、コンプライアンスの諸問題は恒例のように発生しています。
多くの担当部署はいつも「っくそー」と疲れていましたね。
要求項目チェックは確かに重要なのですが、出来ている、出来ていない、で総なめにするより、社長さんが「この3年間はこの課題をやる!みんなついてこい!(社員:ひ、ひえー!!)」で印象強くしてもいいような気もします。2030年はだいぶ先ですが、今の40代が思いっきり矢面に立たされる頃ですか。40代の皆さん、社長と相談しましょう。常に新しい概念に振り回されてるイメージです。つい数年前まではISO26000だ、も騒いでたのにね。
新しく出てきた概念にキャッチアッさなきと乗り遅れてしまう、というのはわかるけど不毛に感じてしまいますよね。
本質さえ捉えられていればよいのではないかなと思いますが。