【ドミニク・チェン】「正しいテクノロジー」だけではもうダメだ
コメント
注目のコメント
はじめてNewsPicksさんに取材いただきました。テクノロジーと身体の連関について、いま温めているプロジェクトや構築中の概念に絡めながら、「望み得る未来」の話をさせて頂きました。
早速Pickerの皆さんのコメント、ありがたく読ませて頂いています。とても参考になります。自分の言葉が拙いせいで、意図を伝えられてないように見受けられる方もいますが、ぜひ後編とあわせて読んで頂ければ嬉しいです。
記事が長すぎて、前編後編に分けていただきましたが、自分の長い話をとても丁寧に取材・編集いただいたNewsPicks編集部さんに感謝です。今年話題になったことの一つに、経産省の若手プロジェクトというのがありましたが、関係者取材をしていると、あの土台となった有識者会合で、衆目一致してダントツの切れ味を放っていたのが、ドミニク・チェンさんだったと。
個人的にも、年代も同じで、複数の国で育ち、哲学などの人文思想から、テクノロジーの源流、実践までを自在に飛び越え、新たな研究や開発の境地を切り開いていくチェンさんは、是非お話してみたい方でした。読んできた文献も、テクノロジーの素養も桁違いで、恐縮ではありましたが、人間の未来について、非常に考えさせられました。
今我々が当たり前に享受しているテクノロジーの潮流、そして背景にある思想はどういう流れでできたのか、そして、日本という国だからこそ、打ち出せるテクノロジーのアーキテクチャとは。
普段はあまり考えない方も多いかもしれませんが、ぜひ、2018年を迎えるあたって、一度脳の異なる部分を刺激してもらえれば幸いです。
あ、ちなみに後編に向かって、切れ味増します!大変興味深いが、人間の幸福が増えていない理由
とテクノロジー進化との相関性についての考察が、
少し単純過ぎる様に思う。
即ちテクノロジーは、人間の幸福に貢献していない
という仮定のもとの話は進むが、本当なのであろうか?
幸せを作る物は沢山の要因がある。
宗教、家族、経済、人口動態、都市化、個人化等々
SNSは、個人化する社会を、繋がりの中に引き留めて
いる役割は無いのか?
SNSやスマホが無ければ、もっと幸福が下がっていた
という可能性は無いか?