【佐山×山本昌 特別編】人生100年時代の「現役時間の伸ばし方」
2017/12/22
2017年は「人生100年時代」がキーワードとなった年だった。
「教育・仕事・引退の3ステージの人生はもう古い」「我々は長い現役時代に備え、常に自分をアップデートする必要がある」と訴える書籍『ライフ・シフト』がベストセラーになり、著者のリンダ・グラットン氏は日本政府の有識者会議にも招聘された。
その中で、「人生100年時代」のヒントとなるのが、現役生活を長く続けたアスリートだ。
元プロ野球選手の山本昌氏は、絶えず自分をアップデートし続け、「現役生活32年」という驚異的な記録を打ち立てた。今夏には、60歳を超えても経営の第一線で活躍する佐山展生氏(スカイマーク会長)とともに、著書『生涯現役論』を刊行した。
今回、年末特別企画として、山本氏と佐山氏の生き方から、人生100年時代に考えるべき「現役時間の伸ばし方」について考えていく。
*本対談は新潮社主催のトークイベント、佐山展生×山本昌「人生最高の報酬は、面白い仕事」を再編集の上、記事化したものです。
(1)今の技術に満足しない
佐山 今年はNewsPicksでの対談を元に、山本さんと『生涯現役論』という共著を出しました。私は何年も前から「人生100年計画を立てよう」と言っていましたが、最近では『ライフ・シフト』のように、同じような内容のビジネス書もヒットしています(笑)。そうしたメッセージが本書には存分に盛り込まれています。
私たちは100歳まで生きる確率が高いため、60歳くらいで老けこむわけにはいかず、常に新しいことを学び、自らを磨き続けなければならない。その点、現役生活を50歳まで続けた山本さんの生き方からは、自分を高め続け、選手生命を伸ばすためのヒントが得られると思います。
山本 私はよく「なぜそこまで長く現役を続けられたのですか?」と聞かれますが、答えの一つは、持っている技術に溺れなかったことだと思います。
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