【北方謙三】なぜ人は本を読むべきか、歴史を学ぶべきか
NewsPicks編集部
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注目のコメント
ハードボイルドの北方さんへのインタビューということで、緊張していたのですが、終始、ユーモアとストーリーと優しさに溢れたトークでした。会場からも、たくさんの笑いが沸きました。北方さんのような年の取り方をしたいものです。年末年始は、歴史小説をしっかり読みたいと思います。
まさに、なかなか教養が身につかないのは、すぐに見返りを求めてしまうから。なんでも良いから役に立たなくても良いから、とりあえず触れてみる。読んでみる。
そして、自分の中に貯めておくと、ある時バチっと点と点がつながる。それが本当の、本が教養が役に立ったということ。狙い打ちの読書には広がりは生まれにくい。
“いいリーダーになるには「自分の人間観をきちんと養うこと」「社会観をきちんと養うこと」に尽きる。それはどの本を読んだら養えるということはない。とにかく本は読みなさいとしか言えない。
本というのは「何かに役に立てよう」と思った瞬間に何の役にも立たなくなる。そうじゃなくて、何でもいいから読んでみることが大事なんだよ。”「実は本なんて、生きるためにはいらないんだよ。(中略)けれども、人間が人間であるために必要なんだよ」。冒頭からガツンと喰らわされました。
以降も、HOW TO好き、コスパ好きのNEWSPICKS読者にケンカを売る小気味よい回答が続き、スッキリ。明日も楽しみです。
佐々木編集長、昨夜のLIVEPICKSご不在、残念でした。昨夜の番組は発散し過ぎて目覚めると何も覚えていません。改めて編集長の存在の大きさを感じました。
とは言え、ご無理なさらず。お早目の復帰を祈念申し上げます。