オーストリア右派連立内閣発足 首相31歳、世界最年少首脳
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伝統的な保守政党の国民党の改革を引っさげて27歳で外相、そして31歳で首相になったクルツ氏は、日本で言えば小泉進次郎議員のようなイメージでしょうか。
それにしてもあのマクロン大統領でさえ39歳ですから、自由党の躍進と併せて、いかにオーストリアが旧態然とした国民党、社会民主党の二大政党の硬直ぶりに嫌気がさしていたのかが伺われます。
とはいえ、政策的には、右派の国民党とナチス礼賛で問題になったナショナリスト政党自由党の連立ということで、難民対策についてはかなり強硬なものとなることが予想されています。
又期しくも既に厳しい難民対策で一致しているヴィシェグラード4国(ハンガリー、チェコ、スロバキア、ポーランド)と歩調を合わせる形となり、旧東欧圏の復活とEU内の東西対立を懸念する声もあるようです。
何にせよ、こうした若い首相を頂く事ができる事自体は、政治家の平均年齢が非常高い日本にとっては些か羨ましいですね。今年は世界中で30代のリーダーが誕生した。ビジネスの世界では当たり前だったのが、政治の世界にも広がってきた。一方、日本はビジネスも政治もお爺さんがまだまだ支配している。何とかできないものか
儒教思想の強い東アジア文化圏では、こういうのは期待できないと思う。年齢が若い方が活気を感じるのは事実だけど、若いからといって革新的な思想を持っているとも限らない。年齢にはこだわらずに、大局観を持った人間に首相になっていただきたい。