【安井明彦】トランプは、本当にメキシコ国境に「壁」を作るか?
NewsPicks編集部
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寄稿させていただきました。トランプ政権が誕生して「もう一年」なのか、「まだ一年」なのか。申し上げたかったのは、「本番はこれからですよ」ということです。とくに国内の経済政策では、ようやくトランプ政権は稼働し始めた段階です。
一方で、中国の伸長にみられるように、外交面での存在感低下は、じわじわと効いてきています。トランプの真の効果が出てくるのは、これからでしょう。
バノン騒動と史上最高値が併存した昨日が象徴するように、市場を含めて随分とトランプに慣れてきたようですが、もう一度、シートベルトを締め直した方が良いのではないでしょうか。メキシコ国境の「壁」試作品、なかなかのアートっぷりですね。シンボルとしての「壁」で終わるのか、それとも本当に「壁」をつくるのか。
派手なトランプ大統領の「言動」と、地味だった2017年の「実績」。2018年はその派手な「言動」に「実績」が追いついてくるのか、注目点です。本日は、みずほ総研の安井さんの分析をお送りします。トランプ大統領への批判が高まる一方で、民主党も水面下に沈んだままという印象。減税成立で弾みがつけば、好景気に支えられたクリントン政権と同様、トランプ政権も意外と長続きするかもしれません。