トランプ氏との確執露呈=対北朝鮮「対話」模索か-更迭説に現実味・ティラーソン氏
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一国の中でも、種々の意見があることは通常のことですが、一つの政権内で意見が食い違うと、特にそれが外交政策であれば、外国に誤ったシグナルを送ることになるばかりでなく、その国の外交政策自体の信用を損なうことになりかねません。
ましてや、外交を担う国務長官の発言が大統領の意向とは異なるということになれば、米政権内に混乱があると見られるのは当然です。
ホワイトハウスは、すぐにティラーソン国務長官の「前提条件なしの対話」を否定し、本人も取り消しましたが、北朝鮮は米国内に意見の隔たりがあることを理解しているでしょう。北朝鮮が、トランプ政権の混乱が北朝鮮に有利に働く可能性があると考えれば、米国が圧力をかけてきた努力を台無しにするかも知れません。