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あと、いじめを全部放置するのかとよく誤解されますが、現場は、いじめと一言で言ってもそれぞれにニュアンスが違うので、一概に言い切れる正解はありませんし、子どもの状態によっては介入せざるを得ないこともあります。
体の事って、子どもは気にするんですよね。大人が思う何倍も。
多くの方がそうであるように、私も、強い母に支えられました。
この記事なんか読ませてあげたいけれど、すっかり私を見ても分からなくなってしまいました。まだ生きてくれてるだけでもありがたいですが。
親にできることはこれしかありません。子供が悩んでも悲しんでも、処方箋などなくひたすら向き合い、祈って抱きしめるしかない。なるほど、子育てとはこんなに試されるかと思います。その時思い出しました。「親」という漢字は木の上に立って見る、と書きますが、まさにその通り。解決策はもちろん、口出しも手出しも何も、木の上にいるので、見守る以外何もできない。というよりしてはいけない。
でも、その事を知っているかいないかでは全然違います。その瞬間を迎える時に知っていればグッと堪えられるし、子供は1人で解決する力がつきますし、自信がつきます。これがメシを食える力か、と思いました。
いじめなどはまだない世界で生きてますが、
男子特有のパンチや絡みで、先方は悪気はなくとも本人は嫌なことがあるようです。
泣いたりすると、どうするのがお母さんの正解なんだろう?と悩みますが、高濱さんの記事で干渉せず、ただぎゅっとして大切な事を伝えればいいのだと分かりました。
ちなみに、ついどうしたの?とか、
誰が何と言ったか聞こうとしたら
「嫌なことがあったら人に任せないで自分で自分の道を切り開く。そして絶対仕返しをしない」
とピシャリ!と言われました。
本か、アニメか、映画か、何の影響か変わりませが、成長したなと。
年長なりの美学の下生きているようです。
行動し続けるというのは、休まないということではなく、適切に休む場があるから行動できるということです。
心の中を数値化するならば、
苦しい経験をして、ネガティブな感情がどんどん溜まって、70%や80%になったとしても、
その溜まったネガティブな感情を出してくれる存在がいて、その相手に話したり、声をかけられたりすることで、一旦減ります。
ネガティブな感情は行動すれば入ってきますし、0にはなることはないので、減らしてくれる存在がいるという確信があれば、
リスクをとることができるわけです。
それは、半分以上ネガティブな感情で常時満たされていると、やはり人はリスクある行動は取りにくいからです。
そして、リスクをとって行動していると、今までネガティブだと思っていたことがそんなにネガティブに感じる必要がないんだなと分かると、
入ってくるストレスが減るので、また行動できることにつながります。
今回の、高濱さんの場合は、
母親からの声かけ(ネガティブな感情を減らす)によって、
選挙に出る(リスクをとる行動)ことができて、
自虐ネタで受けをとった(そんなにネガティブな感情を受けることではない)ことで、
さらに行動できるようになったのでしょう。
なにより大事なのは、
高濱さんは、自分の苦しかった体験を見ないふりしないで、そしてそれがどうして助かってきたかというのを言葉に出せるという点です。
それが、今行なっている塾での魅力ある教育に再現性が持てていることにつながっているのでしょう。
神話世界ではしばしば大地は母親として描かれる。大地母神(太母)の無条件の愛に支えられることで、人間は自力で立ち上がれるようになる。母性の支えがあってはじめて生きていくことができる。神話では父親はしばしば天空神の姿をとる。大地母神の絶対的な支えに守られた人間(子ども)は、天空神の導きを得て成長していく。高濱正伸さんにとって、母親がしっかり抱きとめてくれる家は、いじめに苦しむ自分を癒し、肯定し、宝なんだと信じる力を与え、再生させてくれる神話的な場だったのだろう。