積極的な生き方に変えた先生の「マジック」
NewsPicks編集部
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中務先生とは、昨年約50年ぶりにお会いしました。講演会に来てくださったのです。「分かるね?」と言われましたが、もちろんすぐに先生と分かりました。見上げて頼り切っていた先生が、実は小柄だったんだと初めて知りました。面白いもので、自分の同級生が少しずつあちらの世界に持って行かれている年齢のおっさんになっているのに、しがみつきたいような甘えた気持ちが湧き上がるのでした。
自信もコンプレックスも、心のマジック。ある日かかると結構長く人の方向性を決めます。一人の子どもの周りにいる大人って、言葉には気を付けなければなりません。その意味でも、先生って、本当に大事な職業だと思います。ひとつひとつの言葉や行動が、子どもにものすごい影響を与える可能性に対して、指導者は自覚的でありたいですね。
先日卒業した教え子の家庭とランチした時に、はっとさせられたお母さんからのメッセージを抜粋します。
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娘が、「大人のまた今度って言う言葉は、ほとんどウソの約束だけど、川島先生はまた今度って言ったランチの約束をちゃんと守ったね、すごいね」と言っていました。子どもは、大人の社交辞令を社交辞令と学ぶまで、たくさん裏切られた気持ちになってたんだなと思いました。社交辞令的な約束でも、守れる大人に出会えて嬉しかったようです。【第3話】姉と弟にコンプレックスを抱いていた高濱正伸さんは、小学3年生のとき、担任の先生の言葉によって積極的な子どもに変身しました。この体験が花まる学習会や「なぞぺー」につながっています。