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最近の機械受注は需要対比で弱めに出ることには注意が必要です。背景には、過去最高水準まで受注残が積みあがっており、新規受注を受け入れたくても機械メーカーが受けられないことがあります。このため、実際の機械設備投資需要は機械受注の動向よりも強めに見ておく必要があるでしょう。
機械投資の好不調が鮮明になってきました。好調なのは輸出向けと製造業。とくに機械産業からの受注がはっきりと上向きです。逆にパッとしないのが非製造業。建設投資は回復傾向ですが、機械投資には慎重姿勢が残っているようです。今回の機械受注は、日本経済が輸出主導で回復していることが鮮明に現れていると思います。
10月の機械受注統計。
製造業についてはおおむね順調。機械受注残高も順調に推移していて、製造業の設備投資は当面は堅調に推移するだろう。
懸念材料は非製造業が弱含んでいるところと、先行き見通しが変わらず良くないところ。非製造業の機械受注はここ1年ほど冴えない動きになっている。非製造業は経常利益も増勢が鈍っており、ピークは過ぎた可能性もある。