農業流通を変えた、スーパーに産直コーナーを作った企業
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1つの出荷場から、経営の違う複数のスーパーに納品できることも画期的だが、1つの端末で、違うスーパーのバーコードシールが、プリントアウト出来るのが、画期的。ワタクシ、複数のスーパーの産直コーナーに出品してるが、それぞれのスーパーのバックヤードで、スーパーによって違う端末で、バーコードシールをプリントアウトする必要がある。操作方法も、与えられた生産者コードも、商品コードも、スーパーによって、違う。おまけに、端末が違えば、シールのロールが切れた時の交換方法も違う。
農業総合研究所の事業で気になるのは、どのように、優良生産者が生き残り、粗悪な生産者が淘汰されていく仕組みにしているか。誰でも会員登録できる直売所では、安売り競争に拍車がかかると、優良生産者が埋もれて、優良生産者が離れて、結局、直売所の品物の品質の低下→直売所の売上低下のスパイラルにハマることがある。
あと、課題として、各店舗の売上状況を生産者がネットで把握できる仕組みの構築ではないかと思う。これは推測だが、現状は、夕方、スーパーの青果担当者が、売り場で残数を目視で確認して、FAXで農業総合研究所に送信し、それが、各出荷場に掲示されるという仕組みではないかと思う。(ワタクシが出品してるスーパーがそんな感じ。スーパーや飲食業の通信の主流は、未だにFAX)。これだと、閉店時の残数が分からない(青果担当者は朝早いので、閉店時にはいないことが多いので)。それと、各生産者1人1人にFAXするわけにはいかないので、出荷場への掲示になるので、出荷場に足を運ばないと、売れ行きが把握できない。「農総研のルートで売れば、特別な価値を持った新しい商品を出すこともできるんです」
いかにして価値を高めて川下に届けるかというのが現在の卸売業の課題。そこにうまく対応している。
そして完全に支配するわけではなく農家に価格を決めてもらいマーケットに対する感覚を肌で感じてもらいさらなる改善を引き起こす。すごいなー。知らなかった。株買いたい。モノを売る時の決め手は、売価と品質とブランドだと思います。
この3つを売り手がコントロール出来る仕組みは素晴らしいです。
売価を決める。リードタイムが短く最高の状態で提供出来る。自分の名前で売れる。
売れなかったら、原因を分析して、改善出来る。
健全な競争で、全体が高まり、豊かになることを期待しています。