大浴場という「シェア経済」を脈々と支える、北陸出身者の系譜

2017/12/13

かくして東京の湯は「熱い」

夜もまだ明けやらぬ冬の午前6時、上野御徒町の銭湯、「燕湯(つばめゆ)」に明かりがともる。
江戸時代の「湯屋」は夜明けから日没まで開けていたというが、燕湯の営業時間も午前6時〜午後8時。昔ながらの銭湯だ。