【実録】ホロレンズに、建設業界の「未来」を賭けた男
コメント
注目のコメント
恥ずかしながら、建設業界については全く無知なのですが、小柳社長から聴いた業界の現状はあまりにイメージどおり。しかも、新風を吹かせるベンチャーも少なそうな中で、この異色の賭けがどこまでブレークスルーを起こすのか、期待しながら見守りたいです。
落合さんのインタビューと合わせて読んでもらえれば。現在、日本の建築業界では、BIM(ビルディング インフォメーション モデリング)の導入が大きなテーマになっています。
http://bim-design.com/about/
特に大手など、一定以上の規模の会社で進められていると思いますが、なかなか進んでいないのが現状だと思います。
大きな理由は、BIMを使える技術者不足(弊事務所も導入していません)。
BIMは、設計から施工まで、施主を含めて一貫してコミュニケーションがとりやすくなるのが利点ですが、反面これに携わる全ての人(最低限、職長クラス)は、このシステムを使いこなせないと、その利点が薄れる。
大手でさえまだ全ての人が使えるわけではなく、ましてやその関連・下請けなど高齢化が進む業界ではなかなか普及が難しいのが、日本の建築業界の現状ではないかと思います。
また、プロジェクト全体では効率化できるものの、設計段階、それも初期段階では、負荷が増大するのも、ひょっとしたら普及を妨げているかも。
以前、清水清さんがコメントされていましたが、BIMを習得された学生は、就職には有利だと思います。
このようなオーナー企業が、どのように変えられるのか、注目したい。
同時に、せっかく構築したものが、将来ガラパゴス化しないよう、システムの選定も重要だと思います(以前勤めていた会社、CADの導入は画期的に早かったのですが、そのCADがシェアをとることが出来ず、結構苦労しています)。
スタートアップが生まれにくい建築業界とのことですが、NewsPicksの下記記事で知ったトラスさんには、勝手に期待しています。
https://newspicks.com/news/2511423/
追記
すみません、この記事では詳細がよくわからなかったのですが、下記記事で具体的な使用され方がわかりました(僕の理解力の問題かもしれません)。
https://newspicks.com/news/2690355
現時点では、ホロスコープを使っての認識や知識、データの共有なのですね。
これであれば、難しいスキルなしでもできる。
元記事には設計図を3Dで可視化とありますが、これはBIM?>建設業界は、行政との関係や、規制の多さもあって、スタートアップなどがあまり生まれていない世界だ。
刺激的な良い記事でした。いろいろなところで小柳建設さんは取り上げられていますね。
行政との関係や規制はもとより、地域の人間関係(師弟関係・親方子方関係・組合・商工会など)から仕事を得る機会が多いため、しがらみも多く、「あ、この仕事は手をつけちゃダメだ」「このやり方はまずい」といったマインドに陥りやすく「ジリ貧」になってしまっています。
建設業が変わらない大きな理由が「今まで通り」のやり方をしないと地域から「はじかれる」から。
小柳社長の動向に注目。