地銀の合併は独占の弊害より過当競争抑制のメリットが大

コメント

注目のコメント

• 占部 伸一郎

  コーポレイトディレクション Managing Director

  ・2017年12月10日

  本件に関して言えば、地続きの県も沢山あり、メガバンクもいるなかで「県内シェア」なる指標にこだわる必要性はないと感じるし、小規模分散で非効率な地銀の効率化を図った方が良さそうではありますが、「統合による効率化」と「独占の弊害」を明確に線引きするのはなかなか難しいですね。
  要するに「くっつくと収益性が向上する」ということだけが事実で、それを「けしからん」と判断するかは、どの程度儲けるかとか、その事業の社会的意義とかで総合的に判断される、ということなんでしょうね
• 塚崎 公義

  経済評論家

  ・2017年12月10日

  投信１に寄稿しました。
  地銀の合併で地域独占が出来たとしても、独占利潤を貪る事は困難です。
  それより、地域独占できずに地銀が赤字になり、体力が落ちて融資が続けられなくなる事の方が心配です。
  ご笑覧いただければ幸いです。
• 小城 武彦

  日本人材機構 代表取締役社長

  ・2017年12月10日

  地銀について、統合ばかりにスポットライトが当たっていますが、まだまだやるべきことが残っています。
  
  生産性の向上を図ろうと努力している地域企業のオーナーと向き合い、経営課題の解決に向けたソリューションを提供できているのは、極少数の地銀だけ。
  
  そもそも支店長が経理担当者にしか会っておらず、オーナーと会話すらしていないケースを数多く見てきました。
  
  銀行にとっても、コンサル料という新たな収入源を開拓できるだけでなく、オーナーとの対話を通じて新たな資金需要を創り出すことができるので、大きなメリットがあります。
  
  低金利を更に引き下げる不毛な競争と一線を画し、地域企業の良き伴走者としての本来の役割を果たす時が来ています。
  
  地方創生の鍵は地銀が握っていると思います。