瀬戸内寂聴、95歳「どうせもうすぐ死ぬ。だから、自由に生きる」
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注目のコメント
この人の自由なところは、時期によって言っていることがすがすがしいほどに矛盾しているところです。これは否定しているのではなく、自由とはそういうことであり、整合性を超越しているところにあるんです。
今回の記事→「どうせ生きるなら、自分のしたいことをして、自由に生きてね。親の介護とか、夫や子どもの面倒を見て一生を終わることなんてないのよ」
賛同です。鈴木大拙という禅を世界に広めた仏教学者の著作で読んだのですが、「自由」とはそもそも仏教の言葉で、その本来の意味は我々が現在使っている意味とは大きく異なるのだそうです。
我々が現在使う「自由」は「他者から邪魔をされないこと」を意味しますが、それは近代化の歴史の中で、英語のfreedom やlibertyの訳語に「自由」という言葉を充ててしまったことに由来しているとのこと。
仏教語の「自由」が本来意味するところは、「自らである由縁」。すなわち、自分を邪魔する他者がいるかいないかなどは全く眼中になく、自分自身が自分らしさを100%発露している状態を意味するのだそうです。
「自由」、いい言葉だと思います。