世界最大の総合デジタル銀行を目指す、インドのペイティーエム
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
Paytm( Pay through mobile)かなり愛用しています。言語が複雑なインドにおいて、シンプルなアイコンで使い勝手の良いUIが受けているのだとも思います。当初は各種公共料金やちょっとした小物の支払いに特化していた気がするのに、いつの間にかe Commerce も始まっており、最近では金(ゴールド)や生命保険までも買えるようになっているそのスピード感に驚くばかりです。全ての決済がPaytmで済む日が本当に来るかもしれません。
Paytm決済銀行が国内向けのみなのかは不明ですが、5億件の銀行口座という規模は驚きです。ただし、現在インドでモバイルインターネットにアクセスできる4億人程度の国民の内、同社のモバイル決済を利用している人数が1億人だとすると、今後デジタルインディアで掲げる全国民へのモバイルインターネットアクセスが達成されると、プラットフォームとして5億人の顧客を抱えることは可能であるとも思われます。
また、本題とはズレますが、個人的にはShinodaさんも触れられているPaytmのEコマース事業がどこまで拡大するのかも気になっています。インドEコマースのユニコーン・スタートアップであるFlipkart・Snapdeal・Shopcluesの3社及びAmazonが熾烈な競争を行っている中、日用品から家電・バイクの購入、更には公共料金支払いや電車・飛行機の予約までサービスを急拡大しています。金融サービスプラットフォーム・Eコマースプラットフォームを基盤に、将来的には楽天経済圏のようなビジネスモデルを築いていくのかもしれないと推察しています。