【証言】CASH光本が語る「前澤友作」と働いた3年間
コメント
注目のコメント
先日、質屋アプリ「CASH」を秒速でDMM.comに売却した光本さん。実はもう一つの会社、ブラケットはスタートトゥデイに売却しています。
光本さんの話を聞いていると、本当に前澤さんと過ごした3年間は貴重な時間だったんだなと感じます。特に、ハングリーさを学んでいるという部分は、経営者というよりはなんだかスポーツ選手の話を聞いているようで新鮮でした。
ソフトバンクの孫さんから刺激を受ける前澤さん、そしてその前澤さんを慕う光本さん。こうやって連鎖的に、起業家の思想が受け継がれていくことこそが、日本産業が復活するための鍵なのでは、と取材をしながら感じました。ビジョンは大きく細部は精緻に。やはり非凡な人は違います。
楽天の元副社長の方に三木谷さんの凄いところはどこですか?と聞いた時に、「三木谷さんは大きな絵を描きながら、小さい会議の資料の並び方まで細部に拘る、両方を同時にできること、そしてそのレベルが桁違いに高い」と言っていました。
DeNAの社員の方は、あるプロジェクトの詳細な財務計画を紙の資料で南場さんに提出した瞬間に、「この数値おかしい!」と膨大な数字の羅列の中から、たった1箇所の計算式の誤りを見つけられ、ボコられたとか。
〉あらゆる経営の数字が常に頭の中に入っていて、すごく手堅いんですよね。
石橋を叩くような側面を持ちつつ、勝負どころでは超ぶっ飛んだジャッジをする。このバランスが絶妙な方だと思うんです。
〉世の中って、特にここ数年で頭を使うのが面倒になってきてると思うんです。良くも悪くも、頭を使わなくても生きていける、ぐーたらな時代になっている。
考えなくても、答えを提供してくれるサービスが、あまりにも増えているからなんですよね。読んでいてあえて気になった点が2つ。
1つは、CASHのDMMの売却について「非上場だから言い値ベースでパッと決まった」という理解をしているが、ZOZOへの売却も同様だったこと。個人的にバリュエーションはいくらでも操作できるものだと思っていて、現実としては別に否定はしないしスピードも重要なので良い意思決定なのだろうと思うが、一方で監査含めて上場企業のプロセスとして正しかったのかは不明。会計士の方などのご意見伺いたい点。
もう一つは光本さんの「起業家の端くれ」と言う言葉。それがスタートトゥデイを卒業された要因だったわけだが、再度今回DMMに買収された。亀山さんへのインタビュー記事でもコメントしたが、シリアルアントレプレナーなわけで、おそらくはまた数年で自分で事業をされるのではないかなぁと本記事を読んでいても思った。一方で、それでも前澤さんから信頼されたり、亀山さんから信頼されたり、それも光本さんの一面なのだろう。
https://newspicks.com/news/2641889?ref=user_100438