【2018年特集】2030年に向けた全世界の決意。「持続可能な開発」とは何か

2017/12/12
将来に渡って発展を続けられる世界を、次世代に残す──。2015年に国連が採択した「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」は、全世界でいまだ解決されない貧困や格差、環境破壊などの諸問題を人類全体の課題として捉え、一丸となって解決を目指すための目標だ。
国連のシンクタンクであるSDSNが2017年7月に発表した調査によれば、世界各国のSDGsへの取り組み進捗度を比較したランキングで、日本は11位(157カ国中)に入っている。
企業が戦略的にSDGsを取り入れるケースも増えるなか、全社をあげてSDGsへの取り組みを加速させたのが住友商事だ。歴史ある日本の総合商社にとって、SDGsへの貢献は一体どんな意味を持つのか。あらためてSDGsとの関係性を紐とく。
(編集:呉琢磨、デザイン:九喜洋介)