【NY起業家】スタートアップは「マグロ釣り」と同じだ

2017/11/30
「シリコンバレーでなくニューヨークを拠点にすることがサービス開発において最強の武器になった」
こう語るのは、米ニューヨークのスタートアップ「Trello(トレロ)」の創業者、マイケル・プライアー氏だ。プライアー氏は、ニューヨークでの起業がまだまだ珍しかった2000年に会社を立ち上げた。
このトレロはタスク管理ツールで、付箋を貼ったり、剥がしたりする要領で仕事を分けて整理できるもので、今や約2500万人のユーザーを抱えている。遠隔地にいるメンバーとも、プロジェクトの進捗状況を共有することができるのも特徴だ。
今回、悲願だったというトレロの日本市場参入にあたり来日したプライアー氏に、NewsPicks編集部は、なぜ当時の時点でニューヨークで起業したのか、また、なぜトレロというサービスを成功に導けたのか、直撃した。

何となくOKから始まった起業