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注目のコメント
インタビューをしながら、エコシステムの無い場所でスタートアップを始める、というのはどれだけ大変だったのだろうと思ったのですが、マグロ釣りと同じというロジックには驚きました。
私がシリコンバレーに今年夏まで滞在していたのですが、エンジニア獲得競争の激しさを目の当たりにしていました。実力ある技術者たちも交渉がものすごく上手く、どんどんサラリーがつり上がっていました。企業が拡大するにつれ、さらなる人材を雇用し、住宅も高騰・・・そこから考えると、そこまであくせくしなくても、と外に目を向ける流れは自然に思われます。「ネクスト・シリコンバレー」を語る際、その代表都市はニューヨークです。
そしてそれを語るうえで最も重要な会社は、ここに書いてませんがDouble Click社です。ドットコム初期の1996年にニューヨークで設立され、IPOし、最後はグーグルに$3B、3千億円強で買収された会社です。
エコシステムとは人(及びそれに紐づくカネ)により形成されますが、それを形成するエンジンはビッグエグジットです。その初期で、最も巨大なそれがDbouble Clickであり、そこから沢山の成功者が出て、それが拡大生産を繰り返して今日に至ります。
なおVCではNYを語らせたら右に出るものがいないのがUnion Square Venturesであり、その代表パートナーであるフレッドウィルソンです。日本でもエンジニアの採用バトルは熾烈で、とりわけ東京が顕著です。
また、日本でもトレロ同様に、東京を外して地域No.1として採用の優位性をもっている会社がいくつかあります。名古屋だとエイチーム、沖縄だと琉球インタラクティブなどがそれにあたるかと。
かれこれ5年くらい前はオフィスが渋谷(ビットバレー)にないとエンジニアを筆頭としたWEB人材の獲得は難しい空気感がありました。でも今では五反田などにもWEB系の企業が集積し、そんな神話もなくなってきました。この流れが地方にもどんどん広がっていくと思っています。
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