デジタルネイティブ世代に広がる、「内なるグローバル化」
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宮崎先生は、これからの「グローバル人材に必要なこと」について以下のようにおっしゃっていました。
”20世紀型のグローバル人材というのは、自らの文化を尊重するより、グローバルスタンダードに合わせることが重要とされていたように思います。
これまでの国際系の高等教育では、まず語学ありきのカリキュラムが中心でしたが、世界に通用する真のグローバル人材の基本は、異文化理解とそれを支える豊かな教養にあり、語学はあくまで手段です。世界を理解するためにはまず、自らのアイデンティティを確立し、その価値軸で座標を組み立てて国際情勢に向き合う能力が必要になると思います。”
ネットで世界と簡単につながることができる時代だからこそ、世界と向き合うには「自分自身の考え」を確立させておく必要がありますね。
注目のコメント
千葉商科大学さんはフィリピン人教師をつかったオンライン英会話レッスンを使っていますが、英語の上達だけを期待していません。今回の記事を読んで理由がわかりました。
「語学があくまでも手段です。世界を理解するためにはまず、自らのアイデンティティを確立し、その価値軸で座標を組み立てて国際情勢に向き合う能力が必要になる」と書いてあったので納得しました。
「TOEICで800点900点とっても使えない人材は使えない」その通りだと思います。
とても良い記事なのでお勧めです。先日、白馬(長野)の農業経営者さんがおっしゃってました。
20年前、白馬の国際化とはどういうことかと問われたら、隣人が外国人になるということ、とおっしゃったそうです。
そして、実際に白馬にはオーストラリア人が今増え住人になっている。
子供のころ、外国人に町で会うことが滅多になかった世代としては国際化の意味は変化していますね。