iPhone Xの有機ELディスプレイに取って代わるマイクロLEDディスプレイのためにAppleがTSMCと協業か?
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マイクロLEDディスプレイで一番の課題はこの記事でも指摘があるが、マストランスファー技術。
要は生産技術的な問題。
微細なLEDを敷き詰めれば美しい映像を表現できるし、消費電力も低く、動画対応速度も早く輝度も高いし、有機ELにある寿命問題も無いといいこと尽くしわけだが、そもそも数百万個もの小さなLEDをディスプレイ基板上に実装していくのには課題がある。
簡単に言うと、LEDメーカーが出荷したプラスチックトレイの上にあるLEDチップをどうやって、ディスプレイ基板上に載せるか?そのPick And Placeを効率よくやる方法が今のところ見いだせていないということ。
更にそのチップをどうやって効率よく基板に実装するか、というのも問題。
簡単なようでいて、意外と難しい。
下記記事でも指摘があるが、そもそもマストランスファーを考えない方が効率が良いかも。
http://www.sangyo-times.jp/article.aspx?ID=2298面発光のOLEDから点発光マイクロLEDアレイ。発光デバイスも次々出てきますね。
(参考)マイクロLEDに続々参入 加速する提携と、激化する競争
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/122200045/111600258/?ST=SP&P=1
いわばオーロラ・ビジョンの小型版ということでしょうか。光源を直接ディスプレイに使われてしまうと日本の光学フィルムメーカーは廃業してしまいますね。光の位相差も起こらないだろうから位相差フィルムも要らないし、保護フィルムくらい。。