電池EVまだ量産段階にない、テスラ目標とせず─トヨタ会長=独誌
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テスラのマーケティングは気になるが、世界一の量産メーカーとしてはベンチャー過ぎて参考にならない。
これがトヨタの本音じゃないでしょうか?
善し悪しの問題ではないが、コンセプト段階で演繹法的に一気にアドバルーンを上げる欧米メーカーと、物が確実になってから発表するトヨタとの文化の違い。
しかし、正直だな。トヨタがテスラのどこを目標にするというのか。
インタビュアーはどういう意図で質問したのかが気になります。
少なくとも、プリウスがモデル3のようにプロダクション(製造確認)フェーズをすっ飛ばしてローンチしたもんで、「生産台数は予定を下回り月間数百台しかできません」、なんてなったら、販売会社含めたトヨタグループみんなとっくに潰れる。
トヨタに限らず、どの自動車メーカーもそのくらいの責任を持って仕事しています。
というより、そんなテスラが製造業として持続できていることが不思議。
「テスラを競争相手とみなしているのは独メーカーではないか」は一種のウイットに富んだジョークでしょ。
ただ、クルマが計画通り出せない事、技術やアイデアが秀逸でも内装は高級とは程遠い出来だったとしても、全ては「テスラだから」と言う一言で納得してビジネスを持続できている。
ある意味で消費者が考えているブランドとはどう言うものなのか(本来の意味のブランドとは若干異なる)を本質的に示しているようで、興味深いですよね。確かに高級車でパイを取られそうなドイツメーカーがTESLAを意識するのは仕方ないが、量産車が主戦場のトヨタには影響ないということか。ただTESLAよりも中国メーカー群は大きな脅威になる可能性ある。立場的なものもあるだろうけど、どっちみち研究は進めてるんだろうから、そこまで正直にEV否定しなくてもいいのにな。会社のトップなのに外の眼よりも中からの眼を気にしているんだろうか。(参考文献;「トヨトミの野望」講談社)